新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

罪などない世界に 罪という幻想を捏造し 罰という制限を捏造し 罪悪感という自動思考で 他人を支配しようとする 姿肉食が罪ならば 人や虎を生み出した 自然こそ悪の根源しかし悪もまた 幻想に過ぎない他の誰かより ドングリの背ほどもない 知によって 偉さの…

誰もが見えていて誰もがたどり着けない虹誰もが見えていて誰もが本当の今の姿を 見たことのない夜空の星太陽すらも 月すらも 過去の姿誰もが知っていて誰もが知らない本当の自分過去でも 未来でも 常識でも 誰でも ないこの瞬間の私 という 虹

彩雲

とても ドラマチックな 雲それは 光と影のコントラストが 高ければ高いほど 強く印象に 残るそして 追いかけたくなる写したくなる雲を追いかけているうちに その一部に 彩雲を発見するシャッターを切るうっすらと 痕跡を残す誰も気づかない 多分追いかけてい…

偶然も

例えば無作為の偶然の方が 作為の必然よりもずっと 必然例えば相手の問いかけが そのまま 自分への答え例えば委ねきって 初めて 立てるそこに 何を見るか そこに 何を聴くか そこに 何を気づくか依存もよし 自律もよし 必然もよし 偶然もよし月は欠け 月は満…

足頭

夢の中でも 何かをしようとして 焦っている焦るのは 仕事のある一瞬だけで いいはず大安心足元の 花頭上の 鳥

ゲホゲホ

治まりつつあるも しぶとい 咳痒い 口周りの マスク負けそれはそれで 体の 反応芸術病気の 舞台公演シングアロングゲホゲホ

時計が止まって 時は過ぎ時が止まって 時計は回るそんな世界の 僕の僕そんな僕の 世界の世界くるくる回る 風車回っているのは 君なのか回っているのは 僕なのか回っているのは 星なのかそれとも 何も 回らずにそれとも みんな 回ってるさてさて 回るを並べた…

落ちてきた 羽落としたことも 知らぬ 鳥落ちてきた 雨落としたことも 知らぬ 雲鳥は死に 雲は消えそれでも今日も鳥は飛び 雲は流れる

「紫の絵ばかり描いている人がいる」 と閑散としていた美術部に 彼は聞きつけ、やってきた紫の絵ばかり描いていた自分は ほぼ一年間近く 美術室の片隅に一人 静物描写に 明け暮れていた彼はサッカー部と掛け持ちで 後に、みんなの反対を退けて 美術部一本に…

幻想支点

支えられている と思っている 何かの もろさ支えられている と思ってすらいない 何かの 強さ雲を支えているのは 何か鳥を支えているのは 何か空を支えているのは 何か

可愛さの裏側

服従を 可愛いと思う 傲慢さ支配と 隷属からの 卒業

プレゼント

36.4℃ 乾性咳嗽+未知という プレゼント潜在力は 無限大同じ夢なら面白く

一切唯ネタ造

36.6℃ 乾性咳嗽+丸刈り後 「若くなった」という人もいれば 「年取った」という人もいる人それぞれ 印象もリアクションも違う40も過ぎたせいか 人の反応で 一喜一憂することもなく これをネタに 虎視眈々と 笑いを考えている 自分がいる

丸刈り

36.5℃ 乾性咳嗽+今朝 職場へ行くと 別人みたいと口々に言われる 心境に変化でもあったのですか? と、ばあちゃんにも言われる昨日 セルフヘアカットの最中 ミスって左の揉み上げを テクノカット以上にカットしたあげく どうにもならなくなり 剃らないまでも…

立場

36.2℃ 乾性咳嗽++ 胸部X線写真:異常なし マイコプラズマ疑い:クラリスロマイシン錠、アストミン錠、ノードマントローチ 飴:龍角散の喉スッキリ飴、はちみち100%キャンディー根拠と再現性 科学者の立場動機と独創性 芸術家の立場有限の立場 無限の立場立場…

無き如く有る如く

36.4℃ 乾性咳嗽++咳が先か 意識が先か無き時は 無き如く 有る時は 有る如くそれは出始め それは消えている

36.8℃ 乾性咳嗽++ 発汗+台風は過ぎ 眩しい光が カーテンから 漏れている発作のように 咳き込みながら 数回夜に目覚め 作動させた 加湿器出るものが 出切るまで咳呼ぶ咳に まみれながら静寂を待つ

台風

36.7℃ 乾性咳嗽++夜明けの雨 大粒の雨台風接近を告ぐ ニュースキャスター台風くるから楽しみだね というとにやりと笑う じいさん

問の釣り針

36.7℃ 咳++釣り糸は 水に入れて その機能を 果たす陸の上で いくら垂らしても 掛からない 魚外ではなく 内へ内なる海へ 内なる川へその問を 垂らせ

36.3℃

36.3℃ 咳+雨は止み雲は消え時化は凪ぐ

風邪

扁桃腺がやや痛いが 平熱に戻る36.7℃ 咳+風邪へのアプローチで いろいろ実験した結果 気づいた事熱が出ても一切クーリングはしない→人間は41.5度までは耐えられる 超初期→徹底的にあっためる 首にタオル 薬は飲まない→自己免疫系を最大限に生かすアプローチ…

体へ

37.5℃ 手や足の末端が冷たい意識を体へ向ける 風邪ありがとう

蓑虫

休日代打で 出勤早退する若手も 続出悪寒を感じながら 帰宅夕食は抜く入浴後 懐炉をお腹にペタリ 靴下をはいて 湯たんぽ設置 袋状の掛布団に潜り込め 俺よくやった よくやった人事を尽くし とっとと 寝る

味覚専心

流れる川に 字を書く如く 変化の只中で 何を残すことも 出来ぬのならば ただ味わうことに 専心

劇中劇

何気ない出来事も 二度とは 見れぬ 光景小さな中に 続く世界大きな外に 続く世界世界の始まり 世界の終わり時の始まり 時の終わり始まりの中の 終わり終わりの中の 始まり砂浜に打ち寄せられた無数の時計

玉ねぎ

玉ねぎを洗うために 玉ねぎを得たのでは無く玉ねぎを剥くために 玉ねぎを得たのでは無く玉ねぎで泣くために 玉ねぎを得たのでは無い洗っても洗っても 剥いても剥いても 泣いても泣いても味わえぬ 玉ねぎとっとと 焼くなり 煮るなり召し上がれ

手作りリラックススイッチ

左手を 自覚用の有効活用ツールとして ふと思いついた ゲーム心も 体も 最高にリラックスして 思考の隙間が拡大して 思考のお喋りが止まった 時左手の 親指と中指を くっつけるポチそして 時々その動作を 日常の中 ふとした瞬間に してみるポチ意識的にして…

投影機

投影された 過去投影された 未来それは 過去でも未来でもなく記憶の 幻影思い込み という名の

存在の縄

途中の人も 大切な 存在未熟な人も 大切な 存在嫌いな人も 大切な 存在善人だけの紐の もろさ様々な存在たちが 綾なす縄の 逞しさ

ゆすゆす ゆるやか ゆるす ゆっくりゆのつく ことばでゆーるゆる