新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

また会う日まで

ふきのとうが 咲いている 雪も融けた 遠くの山脈は キリっと並んでいる もう 明日から 五月なんだ 今日 不思議と 二人は職場に来て 会うことが出来たけれど もう 今日でお別れなんだ 信じられないけれど もう 明日から 居ないんだ そこに 元気でね また、ど…

ゆるしの道

ゆるせぬ つぶしても つぶしても 無意識に ゆるしていない 自我が浮上する とっくに ゆるしているつもり しかし 思わぬところから ゆるせぬ自我が こっそり 顔をのぞかせる 無私しても そこにいる 10代、20代、30代… 歳を経るにつけ 向かっ腹は立たなくなっ…

道標

理解されるよりも 理解することを 言うよりも 聴くことを 比較するよりも 体験することを 不安するよりも 覚悟することを 道を知るよりも 道を歩くことを

ゆるす

ゆるすと ゆるむ ゆるむと 解ける 解けると 悟る 握っていたものは 姿なき無常 苦

ファイター

100%負ける闘い それでも 闘うことを あきらめない 誰にも頼れない 誰にも理解されない 誰にも褒められない 骨を拾うものもいない 肉は飛び 骨は砕け 血は枯れ 水は凍りつき 氷柱の剣と化す 炎は燃え上がり 旋風となる 闘うこと 逃げないこと 神すらも 見放…

詩人の使命

感性のない人はいない しかし 感性の曇れし人は多い 詩人に使命があるなば その感性の曇りを拭う 布を創ること 眠れし感性を呼び覚ませ 消えかかる炎を守れ 消えた感性を取り戻せ まだまだ 先は遠い 自らの 感性の残り火を 決して 絶やすな 私よ

希望

いかなる闇も いかなる悪も 悪魔も ゆるぎない 希望の前には 恐れにもならない たとえ どんなことがあっても 悪魔の言うなりになったら 人ではなくなる 小さくていい しかし 決して 見失わない 希望を 胸に掲げよう 戦いは終わる 無明は終わる 個性たちは そ…

感謝

幸せは 感謝から 生まれる 感謝なき処 幸せなく 感謝なき処 愛なし 感謝なき処 安らぎなく 感謝なき時 全ては 不幸と化す 感謝、道なり 未来を照らす光なり

温感

右手の甲が 仄かに温かい その静かな温かさを ただただ 感じながら 闇のなかで 安らぎを感じていた 時々 そんな 優しい温かさが 自分を癒してくれる 目には見えないけれど 耳には聞こえないけれど 確かに感じる その温かさ―

空は何も言わないけれど

宿命は果たすもの 運命は創るもの 人生は生きるもの 空は 何も 言わないけれど―

覚悟

依存から覚悟へ 向かうとき 人生は大きく その翼を現し 恐怖した明日さえ 記念日と化すだろう こころに迷いがあるのなら まずは迷いごと 抱きしめてみよう 思ったより 冷たくない自分がいる 思ったより 弱くない自分がいる 魔物は巧みな演出で 答えをチラつ…

葛藤

宿命という十字架に 自らが仕組んだもの それこそ 人生で経験する 「葛藤」そのもの 釈迦に「葛藤」がなければ 仏陀にはなっていない イエスに「葛藤」がなければ キリストにはなっていない 龍馬に「葛藤」がなければ 志士にはなっていない 「葛藤」が無けれ…

シンクロニシティ0416

送別会の 幹事になって シンクロニシティが 頻発している 小規模の集まりにしたい との希望に沿って 当事者の推薦する人へ 密かに連絡する事になり その人をイメージしただけで めったに会わない人なのに 不思議とその人とばったり 出会うという事が頻発 今…

ららら

溜めると澱む 流すと清む あるがままに 今を感じて 日常も 人生も 一期一会 苦しみも 喜びも 一期一会

日常風景0415

夜勤帰りの夜道 雪がぱらぱら 降りている 目の前の壁には 100円のコルクボードと 勤務表と 聖フランチェスコの 「平和の祈り」を印刷した紙 今日、あのじいちゃんは 「夕飯食ってない!」と 怒鳴りに来なかった 短期記憶 短気記憶…

これからだ

仕事帰りの 静かな夜 時計の音が トック トック 親しかった 職場の仲間 二人が辞める 私がここにきて 早、三人が辞めて行く事になる 来月には もうその二人はいない いつもの 笑顔はもうそこにはない 短い間だったけれど 共に笑いあい 教えられ 職場以外でも…

制約

制約こそが 創造の導力 制約を恐れずに 制約に耳を澄ませ 制約の中に潜む メッセージを感じよう ぶれない自由と創造性は そこから 生まれる

やるしかない

こうなったら やるしかない つべこべ言わずに やるしかない 母より

十字架は翼に変わる

「宿命」 と言う、十字架は 責任主体に生き 自らの手で 「運命」 と言う、扉を開けるとき「自由」 と言う、翼に変わる

気づき

たとえ 自分の未熟さに 気づき 傷ついても 「感動」に変わりは無い それでいいんだよ 気づくということは 成長している証拠 傷つくということは 感動している証拠 それでいいんだよ その体験をするための ここへの旅なんだよ それこそが 一番の 願いなんだよ

眠れぬ夜は

眠れぬ夜は 愛を数えよう 愛が分からなければ 出会いを数えよう 沸き起こる感情を 脇に置き ただただ 出会った全ての 存在へ 感謝を捧げながら

銀河鉄道

振り向くな 道が無いと嘆くな 乗り遅れたと騒ぐな 宇宙には 無限の時刻表がある 宇宙では 無限の軌道修正が出来る ガラクタを乗せるか 志を乗せるか 憎しみを乗せるか 愛を乗せるか その先が 暗黒であれ 光の海であれ 何であれ 愛よ 進め

そんなもんだよ

憎まれっ子 世にハバカル 愛されっ子 世に留まらず そんなもんだよ

ヒューマンシステム 〜人間の宿命〜

人間の宿命は 「人間関係」 関係性のなかで 宇宙は成り立っている 人間という宇宙を 人間という感覚で 体感しあう まだまだ 星にはなれ無いし なりたくも無い 人間は 人間を通して 宇宙を感じあう もちろん 人間以外からも 学ぶ事は多い しかし 人間は 人間…

4月

土の匂い今日から4月 空は澄んで 瞳は 春へ向かう