新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

否定

あなたに 否定されても あなたを 否定しませんように 水の無い所に 花は 咲かない

究極の保険

恐怖の無い 静かな心 執着の無い 空の心 覚悟

断崖の向こう

断崖の向こうは 海 そこに聳える 三尊のような 岩峰 急速に引いて行く 潮 岩場の底にへばりつく 藻 ドーー潮の流れは反転し みるみる底が消えて 海面となる 右脇から その海へ飛び込んで行く 薄っぺらいビニールの ウエットスーツを着た 幼馴染の男友達 左手…

22歳

独身の僕は 振り返ってみると 多分 22歳の時に 結婚している 「作曲」 という、君とは 時に男友達のように 時に女友達のように 時に我が子のように 共に暮らし 共に語り 共につまずき 別居と同居を繰り返した 僕は成長したのか 君は成長したのか 大人になっ…

階段

黒いも 白いも 単独では 存在し得ない 黒にも段階があり 白にも段階がある それは 無限に続く 有限 上に行く階段は 下にも行ける 下に行く階段は 上にも行ける 僕の弱さは 僕の強さを 教えてくれる 広がる空に 何もかもが 消えてしまう前に

いきなり夏

曇天が去り いきなり 青空 いきなり 三十度 いきなり 夏 それでも カッコウは いつものように 鳴いている 変わらぬ 声で

理解愛

たった一人でも 僕のことを わかってくれた人 さようなら あなたの笑顔に どれだけ 変わり者でノロマな 僕は支えられたか ノリのいい奴は 一杯いたけれど 理解してくれた人は どれだけいただろうか?同じく僕は 目の前の人を どれだけ理解して きたのか? 全…

明日へ

初めて 炭をおこした 焼肉パーティー みんな笑顔 あなたの笑顔をみたくて 午前の部 午後の部 最後のお別れ 皆 集まった 火を囲み 花火をし それぞれの 明日へ

曇天続き

ああ 今日も曇り 毎日曇り どんどん曇り とにかく曇り 曇り曇り曇り じめじめじめじめ だからこそ 心に太陽を 心に大志を 心に花を

僕の世界は僕が創る

説明しても 話しても 理解されないこと 言葉では通じないこと それらの壁の前で 僕はいつも 沈黙してしまう それでも 僕は 創り続ける 理解されるよりも 理解することを 己の世界を 己の意思を 己の悲願を 自然を 地球人を 表現されるよりも 表現することを …

森羅万象笑いの元

笑いも テクノであることを そろそろ 僕は自覚するべき時 現実を妄想にする 妄想を現実にする 笑いという エリアでは いかなる事象も 等価に素材と化す 森羅万象 これ 笑いの元 どう構築する どう感覚化する どう場とシンクロする

僕らは皆 9 頑張っても 頑張っても 9 の領域から 外へは出られない 僕らはそれでも 10 を目指して 幾度も幾度も 9 の輪廻を繰り返す 2の世界では 1も9も 同じ 2の世界では 1も9も 白昼夢 それはまるで 永遠のような 無常 永遠という名の 地獄 葛藤…

ありがとうございました

送別会 ありがとうございました 笑顔 ありがとうございました 言葉 ありがとうございました 共に過ごせた 時間

時間の次元

時間のある次元に 存在している 存在しているのは 時間なのか? 僕なのか?

積乱雲

重さ 大型タンカー1隻分 それが 浮かぶ 空に天へ天へと 空に伸びる 雲よ 上昇気流 天衣無縫

シンクロする感謝

優しさと シンクロする方法 感謝 勇気と シンクロする方法 感謝 幸せと シンクロする方法 感謝 空と シンクロする方法 感謝 愛と シンクロする方法 感謝 源と シンクロする方法 感謝

力より

力より智恵を 智恵より気づきを 昨日より明日を 明日より今日を 道無き道 運命の正体へと続く 足跡

矢印

君の矢印は どっちだ 僕の矢印は どっちだ 絶望か 希望か 有か 無か 空か 曇天が続く中 矢印だけは 曇らすな

スロージョギング その2

詩を書いた後 実際走ってみた 走る風味のウォーキング マラソン風味の散歩 面白いくらいに疲れないが 汗だくになった 汗だくさの一線が ウォーキングとの 境界なのかも 遅筋が きちんと 動き始め る るんるん

スロージョギング

遅く走れば走るほど 発達する筋肉があるらしい 遅く走れば走るほど 発達する毛細血管があるらしい 遅く走れば走るほど 発達する脳の領域があるらしい 遅さを意識し それを持続的に キープする 疲れたら歩く 負荷を大きくしなくても 加速をつけなくても 気長…

6月の日常

久しぶりに晴れた カッコウが鳴いている 虫たちも鳴いている 一転 長年愛用のPCは不調 文字がいなくなった 体は右傾き ペットボトルの インゲン豆が生った 一番遅かったトマト達が 勢いよく伸びている

笑いの使命

どれだけの 衝突を 救ってきたのだろう 笑いは 地球には 笑いがある 核ミサイルなんかよりも 遥かにパワーを秘めた 普遍的な エネルギー 解決力のある 瞬間を 笑いが 創る

究極の今

一番端っこから 一番端っこまで 一番嫌いなものから 一番好きなものまで 一番遠くの星から 一番近くの星まで 一番小さなものから 一番大きなものまで 究極の過去も 究極の未来も どれだけ 悲しく離れていても どれだけ 虚しく離れていても 常に 常に 常に 今…

言葉世界

言葉では表現できない 世界もあれば 言葉でしか表現できない 世界もある 本という惑星 言葉という生態系 完璧ではないけれど その間を 想像することで 何かが 創造される

カーテン

異世界の情報に触れていると 日常をいつもとは違う角度で 見直すことができる 地球という惑星が 普通の星などという 漠然とした常識にもならない 意識すらしない前提を 全く違うものに 塗り替えてしまう事 平凡という名の 非凡 日常という名の 非日常 どれだ…

言葉を失った時にこそ 言葉が隠していた何かが 現れてくる 好きなものだけを選べる 便利な生活の中で コンビニの中で 加工された幸せの中で 引き換えにした 代償は 何か

痒み時空

その痒みも この痒みも あの痒みも 全ては 私が作った 痒み いつかの時空で 起こしたこと 時は流れた でも 時は流れてない 気づくまで 動く事のない 時の中を ループしているだけ

ふを食べて 泳ぐ 鯉 風を食べて 泳ぐ 鯉 火を食べて 落ちる 鯉

明日へ

うまい絵よりも 忘れられない絵を うまい人生よりも 覚えておきたい人生を なんだか いろんなことが 一遍におきた