新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

虚空から虚空へ

虚空から現れ 虚空へと消える感情や思考そんなもののために 苦しむ必要などないひんやり冷えた 部屋で ひとり納豆とホッケのフライを 食べた

環状交差点

感情の交差点に 環状の交差点を交差しながらも 交差していない 中空の間間のデザイン対立しないデザイン×から〇へ〇から◎へ日の丸 ドーナッツ構造

扉開けば 閉まる閉めれば 開く問えば 問い返す答えれば 答え返すしかしそれは扉でも 答えでも ない探しているものが そもそも いないただ 起こりただ 流れただ ただあるのみ

リングドーナッツ

それは無く それは有る無と有の スイートスイーツ穴の向こうの 世界をパクリ丸いフレーム 世界をパチリ穴を見れば損 輪を見れば得それは美味 それは無味それは 輪それは 穴それは ドーナッツ

保護材 マウス 

・保護材:段ボール×布→少ない布きれで保護層を自由に厚くできる ・マウス:マウスパットの下に滑り止めマットを敷くと前にズレない

誰だ!誰だ!誰だ〜♪ 空の彼方に踊る影〜♪

分けて 迷うこともあれば分けて 決まることもある分け 選び 決める無自覚のパターン分けたのは 誰か?選んだのは 誰か?決めたのは 誰か?そして その誰かはいない・・・・

天地が家

家を失えば 天地が家となり時を失えば 今が永遠となり我を失えば 全てとなる主客は変転し 万象は流転する正反合統合道をゆくのみ

さよならカルミン

さよなら カルミンあの頃の 遠足で 定番のお菓子ハマヤのおじさんが 妹と僕に買ってきてくれた 定番のお菓子また一つ また一つ また一つ消え去ることで 永遠となる 思い出の お菓子たち

ラーメン

遠足で 一番楽しみだったのは 外の風景などではなく リュックの中の お菓子や弁当だったあれから数十年やっぱり 一番楽しみなのは 外の風景などではなく 机の上の ラーメンであった

ええねん

思考に気づく気づきに気づく そのスピードを上げる気づきに気づく自分に気づく そのスピードを上げる最後は沈黙沈黙の座自我を使う主体泣いてええねん 笑ってええねん 失敗もええねん 執着もええねん風まかせ 波まかせ 時まかせ運命決定論 自由選択論どっち…

夢太郎

夢の中での 対話の主は 自作自演の 自己実況そんな自己すら 夢太郎夢から覚めても 夢また夢の 歯ごたえのある 歯ごたえの幻想夢が先か 現実が先かどこまでが 夢かどこまでが 現実か何はともあれ 明日は休みか?

爆発主体

芸術が 爆発だというのなら音楽も漏れなく 爆発だ沈黙の中 静寂の中 虚空の中遥か太古の 爆発始祖遥か未来の 爆発子孫現在只今の 爆発主体存在という名の 爆発己自身

感覚漂流

目覚めの前の 漂う感覚のまま そこにいた目を開けたら 日常が始まる 始まれば この感覚は たちまち消えるなので その場で その感覚を味わう全てがリラックスしている柔らかく 優しさの中で 漂っているこの感覚を日常の中に 再現できるようにと 味わうことに…

ただ起きている

ただ 起きているそこに 意味をつけているただ 起きていないそこに 意味をつけている原因も 結果も 後付け勝手な物語全体の点滅点滅に意味をつけている最大の意味づけは「自分」意味づけを止めて 意味ありげも止めて 意味なしも止めてただ起きていることに 任…

じーん

映像を作って プレ発表をして以来 部署を超えて 「よかったよ」 「じーんときた」 と声をかけられるようになった前半はインタビュー・ヒストリー 後半は写真と歌深夜3時近くまで 2人で残って 作った作品上司の指摘を 思い出して泣いていた 同僚そんな彼女…

形の世界で

形の世界で 絆を確かめ合う そのための 痛み形の世界で 分かる喜びを知る そのための 分からない もどかしさ

サイコロが笑う

問題があるから 悩むのではなく困難だから 悩むのでもなく答えが無いから 悩むのでもなく決めないから 悩んでいるサイコロが 笑っている

ストロボ発光

中から描く 内から描く分からないこと 分からないものと 出会える 喜びそこを描くよりも そこから描くまだまだ 描き足りない「芸術は爆発だ」内部深層から 発する外の対象を 取り込もうとせずに コントロールしようとせずに内から 外へ善悪美醜を超えて

ゆるゆる

寄せ打つ 波境界の ゆらぎその ここちよさ暮れなずむ 空境界の 滑らかさその きもちよさ

助っ人

背筋を伸ばせば 疲れも半減仕事が終わって また仕事助っ人職人 映像制作気づけば 深夜 1:00かな

白光

白光は 己を赤と知らず 青と知らず 緑と知らずプリズムで 分けて 始めて 色を知る虹となり 並んで 始めて 姿知る赤なくば 青なくば 緑なくば白光 足り得ず赤も 青も 緑も また然り

今日の使い方

今日という日を 明日の幸せのために 使うな今日という日を 昨日の不幸のために 使うな今日という日を 今日のために

影は影

実態を隠すほどに 現れ現すほどに 消えてゆく自我影は影実態には 成り得ない

スパム

知人からのメッセージ リンクをたどって スパム感染知らぬ間に せっせせっせと フェイスブックの友達へ 自動送信される 同じメッセージお詫びとクリック抑止の メッセージを打っている間にも 返信メッセージで 「リンク先が見えません」とのコメントスパム報…

疎ら

フキノトウ テントウ虫遅い日暮れ山の雪も もう疎ら

ワクワク

知れば知るだけ 知らなさを知る知らなさは 更なる 知りたさへ 心を駆り立てやっぱり 知ろうとする枠のない世界で 枠を知り 枠を作り 枠を壊すワクワクしながら

荘厳の山

坂道 砂利道 ケモノ道毒草 毒虫 トラバサミ分け入り 歩き 変化に次ぐ変化時に怪我をし 時に死す 源流 清流 濁流玉石混交 清と濁経験なくして 絶景なし遠く離れて 見て観れば紛うことなき 荘厳の 山

足音

日毎 やせ細る 雪だまり路面も現れ 空気も緩む部屋に飛び込む 黒い虫何も根拠にしない 何も言い訳にしない春を 説明する必要もなく足音なき 足音を聴く

閉じれば棒 開けば扇開いて 扇げば 来たる 風

朝と夜と

朝は知らずと やってくる夜も知らずと やってくる追いかけるのは私か朝か私か夜か