新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

断水

パスタを茹でた後 水がぱったりと 出ないかれこれ6時間も 出ない温水器のお湯だけが かろうじて細々と 出てくるだけこれも時間の問題台風は去り 橋は決壊し 一人が行方不明になっていると 遠く離れた母からの電話で この町のニュースを知る冷蔵庫にある 最…

台風

激しい 雨ブォンヴォンと鳴る 換気口次々と入る 携帯への 気象情報メール夏の終わり珍しく 靴下を履いている

遠近両用

遠くを 見続けた人は 遠くの変化に気づく近くを 見続けた人は 近くの変化に気づく遠くと 近くを 見続けた人は チャンスに気づく

働いて 疲れて ストレスで アトピーも悪化して 手を掻いて 首を掻いて 体中ボロボロになってそれでも 働いて 生かさず 殺さずの 給料をもらって働いて 働いて 働いてトレードも頑張りすぎて せっかくの先月の利益も ふっ飛ばして内部葛藤それでも 明日を信じ…

覚真

軸なき自分迷う自分変化を恐れる自分核心確信革新覚真

翼が無くては 羽ばたけないが翼だけでは 羽ばたけない浮力と 推進力の バランス何よりも 意思

道中

道中が どのような道のりで どのように歩こうと旅を始めた者ならば 旅を終わらすことも 出来る旅をしているうちに なぜ旅をしているのか 分からなくなる旅を終わらせたとき 旅をしていたことに 気づく振りむけば 何もなく新しい変化を 楽しむ だけ

レール

あの日 レールを引いたのは 他ではなくて 自分自身列車に乗り込み 家族や従妹に見送られ 片道切符の札幌へ思えば 遠くへ来たもんだ夏休みもとらず 夜も 昼も 働き続けた 傷だらけの身体それでいい それでもよかったいつしか腰痛になり 歩くのもしんどくなり …

過ぎたるは

ついつい頑張りすぎて やり過ぎる過ぎたるは猶 及ばざるが如しほどほど ほどほど ほどほどに

決断

何かを捨て 何かを得る決断と書いて 決めて 断つ休んで いいのさ本当に 心の底から したいこと心の底から 喜びたいこと

ウェットエッジ

ずぶ濡れの 台風が去り外に置いても 乾かぬ靴それでも 一日一日と 何かが過ぎ 何かが訪れる残された日々一ミリ 一ミリ 一ミリ何かが濡れ 何かが乾く何を丸め 何を尖らす?

空っぽ

空っぽだから 聞こえる空っぽだから 言える

空っぽ

空っぽだから 聞こえる空っぽだから 言える

整理整頓

複雑になれば 対応に遅れる便利になれば 本質を見失うシンプルかつ 本質的であれば 臨機応変に 対応できるシンプルに 本質的に 引き算で整理整頓

非ストーリー

過去は いつかの未来未来は いつかの過去今は いつかの未来 そして いつかの過去初々しくも 懐かしく懐かしくも 初々しいしかしそれは ストーリー化され続ける 非ストーリー

確率の丘

不確実な未来 確実な過去 確率な今二つの道がある右の道にはリンゴが確実にある 左の道にはリンゴが不確実にあるリンゴが確実にある と知った人が一人なら そのリンゴは確実に拾える しかし 知った人が10人なら競争が起きて そのリンゴを拾えるのは不確実に…

オフ

疲れた頭で 考えすぎないリフレッシュ頑張りすぎない一休み 一休み

寝耳から水

夜中 左耳の中が 濡れていることに気づく寝耳に水ならぬ 寝耳から水そうだった 水が詰まっていたんだ待って 待って 待つことすらも忘れて 3日目にして 自ら水が出てきた

待つしかない

左耳に詰まった 水が出てこないまま 2日が過ぎるあの手この手を使っても 一向に出てこないもわもわしながらも そのまま様子をみる待つしかない

雪上の足跡

雪の上の足跡重なっても 重なっても 常に新しい足跡は 上に来るそれだけのこと重なっても 重なっても 今の足跡を踏む 過去の足跡など なし今が最上

ハシビロコウ

じっと 水底を見つめ続け 地蔵のように立ち尽くす暑さの時は 自らの足に 尿をひっかけ ただひたすらに 立ち尽くす待ち尽くすそして肺魚を 確実に仕留める何とかの一つ覚えと 笑わば笑え しかし 笑う者は大利を得ず 笑う者は消え去る待つという 究極のスキル…

なんにもしない

なんにもしない という 自分へのご褒美

一球入魂

繰り返しながら 深くなるシンプルながら 深くなる絞りながら 深くなる

僕は歩く

歩きたいから靴をはくのか靴をはきたいから歩くのかそこへ行きたいから歩くのか歩きたいからそこへ行くのか

室内温度28.8℃首をふる扇風機ゆっくりお休みお疲れさま

変 ぐらいで丁度いい一つ二つの常識よりも 一つ二つの正解よりも 一つ二つの社会性よりもここに個性の 輝きを

気がつけば

近道が 遠道になり遠地が 近道になり嫌いが 好きになり好きが 嫌いになり来た道だから 来たのではなく行く道だから 行ったのでもなく気がつけば 歩いていたふるさと離れて 25年変わった自分 変わらぬ自分

最後の夏

8月サラリーマン最後の 夏それでいい今年で終わりずっとずっと 本当に願っていたこと自由に活きる

変身

明日の 明日の その先の何かが 変われと 思ってる明日が 変わるのではなくて 自分が どこまで 変われるかそして どこまで 不変であるか昨日の 昨日の その前の 自分はそこに もう いない