新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

希望

太鼓のような 月 太古のような 石 風はどこから 来るの 風はどこへ 行くの 心の中に 風は吹いているか 瞳の中に 希望はあるか

準備

まだまだ 損得の中にいる まだまだ 無関心の中にいる 未熟さ 「馬鹿野郎!」と 二人に言われる 行動する準備を 怠らないこと

まだまだ行ける

遠くても 繋がっている 近くても 分かり合えない 見えない世界に 咲く花見えてる世界に 咲く花 矛盾を抱えて生きろ オリジナルの矛盾こそ 自分の在りかなんだ オリジナルの葛藤こそ 人生の現場なんだ まだまだ 行ける

開放

感情の意識化 自分の感情を見張る 演じる自分も見張る 見続ける 己の内を 見る事で その感情が コントロール下に入る そして 開放させる それが 浄化

無限に

いつか 分かる 時が来る いつか 振り向く 時が来る 今は昔 昔は今 今は未来 未来は今 私は宇宙 宇宙は私 いつか 帰る時が来る 悲しみも 苦しみも 愚かさも 何もかもが 追いつけないスピードで 離れてゆく日が来る 青い星よ 青い私よ 精一杯 伸びろ 精一杯 無…

草と人

光を求めて 生える草たちがいる 光を求めて 生きる人たちがいる 草も人も 光の子 どれ一つ掛け替えの無い 命 刈られても 踏まれても 再び生えてくる パワー 夏なんだ 確かに 夏なんだ

青草

負荷は やがて 付加価値を 生む 愛には いろんな面がある 厳しくもあり 優しくもあり 負荷 それも 愛 ストレス 小さな傷 アスファルトの古道 亀裂に伸びる 青草 逞しく育て なぜ、その草に感動したのか 分かるか 自分よ

旅物語

ポーズではなく ストーリーを AからBへの移動ではなく 旅の結果としてのAからBを 物語り無き旅に 魅力は無い 物語り無き旅は 移動に過ぎない

唐辛子

まるくなっちゃったなぁ まるくなりすぎて 面白くなくなった 寛容と言えばそうなんだけれど 何かつまんない とがってない 謙虚で野心もないけれど 新しい事への意欲もない んー 生活に 唐辛子いれよう

一粒の

一粒の世界 一粒の駅 一粒の海 一粒の星 一粒の銀河 一粒の宇宙 一粒の涙

ポケット

ポケットのない服の良いところ 洗濯の時 ちりかみや貴重品まで 間違って洗わずに 済むところ ポケットのない心の良いところ 選択の時 執着が無いから 余計なものが 絡みつかないところ

記憶

止まらない時計 止まった時計 止まらない世界 止まった世界 一枚の写真 記憶

そのまま

そのままで永遠 そのままで無限 そのままで全て そのままで完全 そのままで… そのままの魂 そのままの神 そのままの 真ん中には 何があるのか 愚かでもいい 笑われてもいい 今出来る事を 精一杯 頑張ろう どんなに時が変わろうとも 変わらないもの そのまま…

満天の道

気がつくと 腑に落ちる 腑に落ちると 変われる 変わると 見えてくる 知れば 未知も増え 未知も 道となる 道を歩こう いつか 宇宙に満ちる その日まで…

わんぱくじいちゃん

一生懸命 僕の右腕を 歯ぐきで噛んでいる おじいちゃん 殴られ 蹴られ 噛まれ 水のみも ふっとばされ 「うるせぃ、このやろう!」 「やるかぁ、お前!」 「ぶっただくぞ!」 「むぐすぞ!」 むぐすぞって言われても… わんぱくじいちゃん 長生きしてね

聳えるもの

ただ 空に まかせたんだ 噂も 裁きも 嫌われることも 在ればいい 今と ここに 去ればいい 風と ともに 無常なものは やがて消える 本質は 見えなくとも 確かに 聳えているのだ

モノクローム

光と闇の コントラスト 夏 あの日の 長い影 あの日の 永い沈黙 風景 窓ガラス越しの 海 ジャングルジムの 空 帰れない夏 戻れない夏 焼き付いた記憶 やるせない焦り やるしかない もう ここまで来てしまった まだ ここからあるのだろう 逃げるな 人生の責任…

道の途中

光と闇 長い永い道 静かなソラ 一期一会 苦しみのない世界 病のない世界 肉体 捨ててはいけない まだ 道の途中

宇宙の記憶装置 魂 宇宙の表現形式 魂 宇宙の夢 魂

旅カメラ

雨の日には 雨の日の 風の日には 風の日の 喜びがある 母さんも 父さんも いつか旅立つ 旅には 旅の 喜びがある この世界は シャッターチャンスに 満ち溢れている しっかりと 撮ろう 今と ここを

秒針

静かな夜に 秒針 胸に手を当てれば 鼓動 まさに 時があるように まさに 空間があるように まさに 自我があるように 感ずるのは何故だ まるで 自分が生きているみたいに まるで 自分が肉体だけの存在みたいに 何もかも 物質で出来ているみたいに 死ねば何もか…

決意と覚悟

決意の瞬間 外界と内界の 波動が 同調する 覚悟の瞬間 外界と内界の エネルギーが スパークする 流されず 流さず 自分の 本流を 放つ 七色に光るダイヤモンド 輝く魂決意と覚悟 些細な事にも

待っている

神より劣った人もなく 神より勝った人もなく 神より劣った石もなく 神より勝った石もない 勝ち組の神もなく 負け組の神もない あらゆるものは存在だから あらゆるものは神となる あらゆる苦悩は感動だから あらゆる苦悩は経験だから あらゆる時は旅だから あ…

目的

肉体 病気 生活 仕事 金 なんのため 生きる事 それすら 目的ではない なんのため さあ なんのため

空がある

その人には その人の 空がある でも 空は空を知らない 透明という 無限の色彩を 宿す 雲という 水と風とノイズで 出来た芸術 意図されたノイズか 無常なる軌跡 とりとめのない 旅 とりためた 写真 ことば

いつ死ぬか分からない それを不安ではなくて 覚悟としてかみ締める 未だ、余命は知らされていない 10年先か50年先か分からない 遅い 怠惰 覚悟が無いから 現象が教えているのか 死は逃げ道ではない 死は完成ではない 死は浄化でもない 移行に過ぎない いつま…

ひとりごと

雨の交差点 灰色の空 高校時代の写真 笑顔の修学旅行 あの頃の友はどこへ 時は過ぎた もう 友はいない 友はいない Kばあちゃんが亡くなったと 母の電話と 妹のEメール 帰れない 帰れない 故郷にも あの頃にも 戻れない 遠くなってしまった 自分の事ばかり考…

丁寧なるもの

人生ぶっ通しで 言われ続ける言葉がある 「遅い」 人生ぶっ通しで 葛藤し続ける小我がある あの頃はよく 長渕さんの「STAY DREAM」を 口ずさんでいた 「尽きせぬ自由は がんじがらめの 不自由さの中にある…」 不自由さの中にこそ 込められている真実があるの…