新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

コーヒー

いつもとは違う 不安感が 湧いてきて 考えてみたら コーヒーを三杯以上 飲んでいたことに 気づく カフェイン 美味しいものには ありがたくない お土産がある 場合がある 脂肪とか 不安とか 不眠とか ご無沙汰していた 違う繋がりの 音楽友達から スカイプや…

一昨日も 昨日も 今日も ドアに張り付いて 微動だにしない 一匹の 蛾 に、 おはようと 声をかけながら 出勤 明日も そこにいるかどうか 分からない 時々、夜中に 目覚まし時計が 鳴る それが丁度 レム睡眠にフィットするらしく 夢を見ていたことに 気づく ど…

忘れないで

細い糸を手繰りながら 日々の出来事に反応してしまう 自分に憤りながらも それでも 愛を 忘れないで 愛を与えることが できなくても 何も できなくても 誰かを憎んでしまったこと 誰かを叱ってしまったこと それでも 忘れないで 愛したこと 愛されたこと 愛…

クリスタル

まだまだ出てくる 怒りの芽 荒げる言葉 ネガティブな言霊 その奥底の 根 怒りの素材 過去の記憶 怒りの触媒 自分に触れたものの性質を変える 怒りの燃焼 連鎖する感情の激高 まだまだ 紛いものの 祈り 高純度の 透明な クリスタルのように 芯から クリアに

「川と店と道」

青空の下 散歩も兼ねて街へ降りてゆく 前回とは逆方向に 川沿いを歩くと 瞑想で座っていた石が 増水した川底に 流木が橋になっている 小川 じっとしている 鮭 空を舞う カラスとカモメの大群 いつもの定食屋に行くと 定休日だったので 違う道へ進む 以前、閉…

内なる鍵

思考も 感情も どれだけ 純粋であるか 祈りも 瞑想も どれだけ 純粋であるか 儚さの向こうに 美しき 何か コンピューターも ピラミッドの封印も 仕掛けた誰かの トリガーとプログラム に過ぎない 取捨選択 決意決断 その 意図 覚悟 鍵穴は 遥かなる昔から 遥…

線路は続くよ

線路は続くよ どこまでも どこまで行っても 平行線 善と悪 美と醜 無と有 平行線だからこそ 汽車は 走り続けて行くのかな 流れる景色を 見せながら…

外側酔い

酒もタバコもパチンコも 全く興味が無いんだけど 思えば この世という外側に 今日も酔いしれている 自分がいる 知れば知るほど 面白い 外側 外側中毒 外側依存 外側酔夢 多分それ以上に 内側ってやつも 面白いんだろうよ きっと

サイコロ

どんな目が出ようが サイコロは 自分じゃ転がらない サイコロを振ったのは 自分 1から6まで 全部 自分 サイコロは宿命 数字は運命 しかしそのサイコロを 造ったのは? 世界も 宇宙も

アルバム

押入れと化した クローゼット その整理をして出てきた 高校時代のアルバム 色白で 鼻筋の通った 無駄なぜい肉のない 優しい目をしている 美少年だ(笑) と、 そうではない 中年の自分が見ている と、 誰でもない 私が見ている

ハート

何か足りなくて 何か余ってて 何か鬱陶しくて 何かを得て でも 何か満たされなくて 思えば ハートの形なんて 一つもないことに 気づいた 卵を温める 親鳥 殻を破る 雛鳥 生かそうとする存在 生きようとする存在 どちらも 私だったんだよ 私は 私を ちゃんと …

モノとの卒業式

ビリーバンバンの歌を聞きながら 寝てしまった 朝になってから いくつかダウンロードしていた グレゴリオ聖歌をずっと流している 気持ち良い そろそろ片付けなきゃなあ と思いつつも 散らかり放題の 部屋 思えば この部屋に住み始めた頃は あまりものを置か…

川原の石ころ

川原を歩くと たくさんの石ころたち いろいろな形 でも、みんな まるい角 穴のあいた 石ころポケット 平べったい ぺたんこ石 みんな コロコロ転がって ここまで 辿りついたんだね そして 今日もこの瞬間も まあるくなって ゆくんだね 怒っても 尖っても 一番…

差し歯

16日、差し歯が抜けた 18日、歯科受診後、川で瞑想 先日、仕事の昼休みに玄米を食べている中 差し歯(上顎右側犬歯)が丸ごと 抜けてしまった 個人的に休日の今日 久しぶりに帆布のショルダーを下げて 予約していた歯科へ 持参した保江邦夫著「予定調和から…

白い道

15日、雪虫 16日、吹雪 17日、晴れ 蓄熱式ストーブが カタカタ鳴っている 室内 チョコレートと コーヒーで まったり PCディスプレイの上には 時をかける少女の踏切の絵 上がり始める遮断機のバー その向こうに ずっとずっと遠くまで 真っ直ぐに 伸びてゆく …

愛の奇跡が起こる愛魂道(あいきどう)

愛の実用化

10数年間介護してて 「力」の仕事 「自と他」の仕事 「メンタルケア」の仕事 って思ってた 愛って 漠然としすぎて 何かモヤモヤしてて 大事なんだけど 持て余していた 古武術介護は知っていたけど もう一つ何かが欠けていた 昨日、youtubeの動画を見て それ…

光芒と雪虫

先日行った山本二三展 その記念グッズコーナーの 絵葉書を見ているうちに 従兄弟から来た手描きの手紙に 返信していない事をふと思い出した 天空の城ラピュタの空中庭園の葉書を 1枚余分に買って置いた休日の今日、先の返信を書いている内に フラワーオブラ…

感じること

20代の頃 一人、夜行の都市間バスに乗った 札幌から北見へ移り住む為に 目覚め際の夢で 雷のような光の天使から 「知り考え理解することより、信じ感じること」 という激しいメッセージ そして辺りはまた 闇の中に包まれていった… それから 夢のように月日は…

ちょびっと

ちょびっとの隙間から ちょびっとの人たちを 見て感じている ちょびっとずつしか 見えないのに 全てを判断しようとしている 私 怒ったり 笑ったり ちょびっとの 時 ちょびっとの 場 ちょびっとの 人 世界の小ささ 世界の大きさ 世界の制限 世界の自由 ちょび…

宇宙タービン

不足と感じたら 内に探せ 潤沢と感じたら 外へ流せ 留まることなき 変化の世 ならば 大いなる循環の 宇宙タービンよ 光も闇も 君への 活きるエネルギーと化せ 膨大な無限エネルギーを使って 何へと変換したいのか 私よ 様々な個性 様々なオンリーワン 夜空の…

夢幻回廊

肉体の夢と 感情の夢を 螺旋状に 回り続けても 未だ覚めぬ 夢の中 何千里もの 足跡 そんなものは 最初から無かったかのように 夕には 満ち潮だけが広がっている 生きても夢 死しても夢 夢幻の ループ ゴールのない すごろく たった6つしかない サイコロの運…

一大事

天下の一大事 これ 己への邂逅 のみ

高見沢利彦さん (シンガーソングライター・ギタリスト・音楽プロデューサー)

「愛と筋肉はお店に売っていない」

なぜ?の剣

その怒りの力を利用して ぐいっと 矢印の先を 己の胸へ向ける その恐怖の力を利用して ぐいっと 矢印の先を 己の胸へ向ける その不安の力を利用して ぐいっと 矢印の先を 己の胸へ向ける なぜ? 自分の上に いかなる思考も 置いてはならない なぜ? なぜ? …

象のナナさん

さわやかな早朝 バスを乗り継ぎ 新聞の切り抜きを片手に 地図も見ぬまま 山本二三さんの美術展へ ラピュタや火垂るの墓の 原画を見る 意外と小さかったけれど 緻密な構図と色彩 途中、思いがけず動物園を発見し インド象のナナさんに出会う 1961年(推定)生ま…

身体は神殿

身体は神殿 丁寧に感謝をし 丁寧に箸を持ち 丁寧に口にいれ 丁寧に噛み 丁寧に味わい 丁寧に飲み込む 身体を愛する 自分に丁寧に接する どんな病であろうとも この身体を 愛する 決意

連峰

遠く聳え立つ 十勝岳連峰 同じ山なのに 毎日見ていても 毎日何かが違う 違うのは 山か? 心か? 気高くも馴染み深い 四季折々の 顔 あなたは 何も言わず 天と地の狭間で 自然を全うし続ける 今とここを全うし 千の世界へ自由に羽ばたけ

「アスファルトのひび割れ」

この街に来る前も、来てからも イヤホンを耳に入れながら歩いていた 今日は意図的に外して 街へ出た いつもの定食屋で初めて食べた天津丼 その帰り道の神社 小さな祠 巣穴を出入りするアリ 虫の声 電線のカラス 風の柔らかさ 前に住んでいた家は 国道沿いの…

キャンバス

どんなに下手くそでも その現場に立って 時と風を感じながら 描くことの 掛け替えのなさ 目に見えるものだけを 追うな 感じるものをこそ 現せ自分で描くことの 素晴らしさ 確かに君は そこに在り 確かに私は ここに在る 君に描かれることを 待っている世界が…