新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

習慣=直感

習慣は直感を呼び 直感はチャンスを呼ぶ 良くも 悪くも

出力

この次元に インストールされている 空も 雲も 鳥も 犬も 猫も 虫も 花も 石も 人も シンクロしながら 起動している 僕は僕を 定義し続けながら 時に否定し 時に拡張し 時に更新し 諦め 嘆き 笑い 怒り 哀しみ この次元から 出力してゆく 僕の 形を

どんなに邪悪な 瞳でさえも その深き底には あの青空でさえも及ばぬ 透明な青さを湛える 湖が在る 誰かを傷つけて 己を傷つけて 朽ち果てるとしても 微塵も 汚れぬ 湖が在る 失った 宇宙の記憶 失った 岬の悲しみ 失った 線路の向こう 誰もが皆 思い出す そ…

今を粗末にする限り 過去も未来も 君の敵 遠い楽園より 近くの現場 空間を移動するだけの旅なんかじゃなく 今ココで 広大無辺の 不動心 永遠の 今 零れ落ちぬ 雫

悪魔の手口

「ここに答えがあるよ」 と甘い言葉で誘い 序列化し 比較させ 競争させ 闘争させ 分裂させ 破滅せし者 操る者を 最も操りし者 奪う者を 最も奪いし者 魂にパラサイトす者 恐怖を餌とし 不安を水とし 快楽を熱とし 欲を回路化し 執着へとループせし者

幸福幻想

いい学校に入るために 勉強し いい会社に入るために 比較し いい給料を得るために 競争し いい老後を迎えるために 結婚し 貯蓄し 投資する やがて 浄化もせぬまま 地獄へ移行する 努力も勉強も 何のため 今ではない 先の先の先の 幸せという 幻想を求めて僕…

もっともっと の欲 どうでもいい の逃 ままならない の病 長い長い長い影を アスファルトに伸ばし それでもナンとか 歩き続けて 続け て いつか が 終わるその朝まで 孤独な旅は 人を巡る

一本指

邪悪でも 憎しみも 怒りも 嘘も 何もかも そのままで 空にさした 一本指

苦の領域

それから マっちゃんは ケンカばかりじゃなく めんことジャンケンが 神のように強かった 「勝つ!」 その想いの強さが 多分、僕ら以上に 強かったのかもしれない 基本的に自分は 他人に自ら積極的に 関わるのが面倒くさい 勝つとか負けるとか 何者かが作った…

白い静けさ

深夜勤務明け 雨降り 皆既日食も見れず 風呂へ入った後は 昨日の続きで 病院で点滴 ウトウトと まどろみの中 「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」 ヘッドホンを伝わって 耳の中へ 「ビタミンC」 「効ウイルス剤」 細い針を伝わって 体の中へ 静かな白い部屋 とい…

ヘルペス

実家から帰って 翌日から 首にヘルペス 前に罹ったのは 一昨年 丁度6月の今時期 祝日明け 病院で点滴 湿った朝 1時間ほど 白いベットで 天井を見つめる 先日は 久しぶりの帰郷で 墓参り 親しかった親戚の叔父も 年始には必ず来ていた近所の叔父さんも 同じ…

感情体験

感情は人生の香り だという この世界のリアリティー それは君のおかげ 恐怖も 怒りも 不安も 絶望も 幻想をリアルに体験するための 香り 冷えた感情で 冷えた世界を ばら撒いている どんなに 金や力で火を熾してみても ぬくもりの無い世界を あたため切れな…

小1

実家に帰った 近所のおばさんが 遊びに来た小1の孫が尋ねてきた 丸い髪留めでまとめた ツインテール お勉強できるの? と尋ねると 「うん」と答えていた 自分の曲を聴いてもらう 何点? と尋ねると 「100点」と答えた むむっ 正直な子だ 正直になれなくて 38…

列車

青空の列車で 暗黒のトンネルを 抜ける カーブの時は 振り子となって 目指して 次の駅を

たいこ

ポンポンタンタンダンダン 強く 弱く しなやかなれば 響き染み入る

揺れ

揺れる心 揺れる波 揺れぬ水

構図

正解を探して 構図を決めるんじゃなくて 何を捨てるかを 決めると 構図が自ずと 生まれてくる 技法書も読みまくった でも 実際教えてくれるのは 「対象」そのもの スケッチほど 僕を導く瞑想は 無い 絵よ ありがとう 君は 気づきの装置そのもの

時は過ぎて 潮は満ちて 星は流れて 街は変わり 世は変わり 君は変わり いつかまた 会える日も いつかまた 語れる日も 波だけが 静かに 思い出を

水心

見たものを 言葉にした瞬間 失われてゆく ディテール 見たものを 見たままに 透明な雫で 包んだまま そのまま 自分の 胸へ 言葉を捨てて 思考を捨てて 無限の感性の 滲み 深く 豊に 広がってゆく

朝のスケッチ

青空の朝 今日も 神社で スケッチ 蚊も 蟻も 蜂も 寄って来ては 離れて行った 小さな折りたたみ式の 椅子に座り 湿った草の上で 構造を 黙々と 掬い取る

不安と祈り

時々 このままでいいのかと 不安がよぎる 変わろうとする自分 変われない自分 変わりたくない自分 今の自分に 必要なものは何? それに気づける 自分でありますように

ACTION

気づいて 決意し 実行する ACTION まだまだ 世界に 埋もれる 宝 まだまだ 心に 埋もれる 宝 ACTION

無所住心

気づくまで 生まれ 老い 病み 死す 自由は 無限は 一点に無く ただただ 受容の中に 幻想からの 離陸

幸せへの道

幸せへの道は 北に在らず 南に在らず 東に在らず 西に在らず 現在只今 この瞬間が 比類なき 道

俺は俺

スケッチ

神社を描いた テレホンカードを くり抜いた窓から トリミングしてみたが 描けば描くほど 矛盾だらけの 構図に焦る 自分

ミニスケッチ

ちょっとずつ ちょっとずつ 始めている スケッチ 小さなモノでもいい 大きさなんて 関係ない 描いているから 見えてくるもの 教えてくれるよ 目の前の 小さな 存在が

創造の元

森羅万象 一切万物 ネガティブだろうと ポジティブだろうと あらゆるモノは あらゆるコトは 創造の元

初心へ

自分を許せない 死にたい そんなことの 堂々巡り 間違う前に メッセージは あった 録画する意思が無かったにも かかわらず 録画していたテレビ番組の中に 初心 それは確かに あった メッセージ それに気づけなかった 都合のいいように 無意識的な 思い込みの…

無常=一期一会

どこか憂いを秘めている 君が好きだ 葛藤があっても 戸惑っていても 優しさに背を向けぬ 君が好きだ 思っている以上に 1秒は長く 1年は短い この人生とも 一期一会 この自分とも 一期一会 憂いも 喜びも 目の前の 世界も 一期一会