新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人心慢心

人の心を材料と化するは 慢心 人の心に慣れるは 慢心

アニメーション

何をどう作ったらいいか 分からないけれど とにかく作ってみたい 詩を音にしてみたい 想いが真っ直ぐなら 努力すればいつかは 出来ていた曲 絵を動かしてみたい 動画を作ることが出来るだろうか 出来るか出来ないかなんて どうでもいい やるかやらんか だけ

情報や知識は食材に過ぎない。 それをどう調理するか、築きあげるか。 (by 羽生善治さん)

只管打在

ただひたすらに 座る ただひたすらに 在る

命の尊さを教えるのではなく 生きる喜びを感じてもらう (by 中野東禅さん)

核と化粧

何であれ 何かを創造するとき 中心にどれだけの核を作れるか 欠片であっても 否 欠片であればこそ 失われた片割れを求める強さよ デザインは化粧では無い アートは化粧では無い 人生は化粧では無い 有るや無しや ぶれぬ核

狭間のてんとう虫

体重計の表示画面の上で 死んでいた てんとう虫取り出せない 隙間で 数値化された僕のデータ 死骸 今日から毎日 取り出せない 日常 取り出せない 生老病死 意図せぬ標本箱 意図せぬ墓場 意図せぬ意図の 狭間で

離れれば 離れる程 小さくなる 離れれば 離れる程 大きくなる 近づいても 見えないもの 離れると 見えるもの

在るへの邂逅

有ることを捨てて 在ることへ帰りたい 有ろうとするが為に 独り言をし 愚痴を言い 怒り嫉妬し 焦り迷い 希望し絶望する 迷い切るも出来ず 悟り切るも出来ぬまま 快楽を求め 死を避けて 苦を再生産し 死を繰り返し ループし続ける 自由から開放された時 人は…

有るから在るへ

一秒毎に千切れる時の中を 焦りながら潜り抜ける君の背中に 何もしてあげられなくて立ち尽くしていた 一秒毎に生まれ変わる時の中から いつになったら抜け出せるのだろうか ここじゃないどこかへと誘う風は 止むことを知らない 今日も 既に有るものは全て幻…

カサッテル

カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサカサ カサ カサ カサ カサ カ サカ サ カサクレ ヤサグレ ササクレダッテル ボクノハダ ガサガサト ツメヲタテ ヨコナナメニ キヅツケタ モウナニモ モウダ…

乳知地…そして、

成し遂げる為に 捨てるべきもの 乳を求め 知を求め 地を求め そして それら一切合切を 捨てる旅 人生の海に 巨大な船 真の志の前には 希望も絶望も無い 喜怒哀楽に 翻弄されながら 自我の果てに 何を見るのだろう 僕は

無有在

それは 外には 無い ドアの 向うに 無い ネットの アミにも 無い 無い無い 無いものは 無い それは 形でも無く 情報でも無く 一切のlogを残さぬ 有るものを 在らしめる 源

追う

対象をしっかりと 目で追う程に 描写は真実に近づき 心理や真理を突いた瞬間 共感する者が生まれ 今度はその作品が 注目され始める

一人一愛

こぼれそうな辛さも こぼれそうな痛みも こぼれそうな憎しみも 絶望すらも 掬う柔かな手 愛という無限の分母の中で 生まれた命 人の分母は愛 人が人を満たすには 人が一つに満ちるには 愛に帰り 愛に育ち 愛に逝く だけでいい 無限に優る無常など無い 僕らは…

タンポポ

疲れたシューズ 焦げたタオル 振り向けば 重厚な 白 根深いカルマの地層に 降り注ぐ 雪 それは愛? それは恩寵? 今、この次元に接続している 償い ちっぽけな 手 たどたどしい 足跡 立派な人にも 正しい人にも 成りたく無い 志の大地に しぶとく根付き 期来…

どんなハサミより 切れ味の鋭い 数字

ムジナ

餌の無いところに ネズミは住まない 欲の無いところに ムジナは住まない 化かし 化かされ 幻の宴は やがて 終わる

人類の集合写真

世界の笑顔が見たい 何かを守る為に 仲間同士殺し合う こんな悲しいことが 他にあるか 一体僕ら人類は いつになったら 笑顔で集合写真が 撮れるのかな 一人残らず どんな不幸だって 絶望に値しない 今を見捨てるな

朝へ

遠いどこかで 分かれた何かが 消えずに 枯れずに 生きている 雪 降り 積もり 覆い尽くす 幾億の層と刻 真っ白な 宇宙に 閉じ込められた 永い眠り 毎日やってくる朝 でも 未だ来ない朝 独り言は 黒い雪 それは 真実を 覆い尽くす いつか 目覚める その日は必…

無駄というそんな砂鉄も鉄の内

違和感をどれだけ無くすかと ビクビクとオドオドと 作り続けてきた時期も そろそろ終わり これからは 積極的に意識的に 違和感を作って行け 調和や不調和を超えた処にある 美を シンプルに けど 余情を残して 探して行け 振り向けば 寄り道ばかりして 身につ…

君の光

澄み渡る空より 柔かな風より 何よりも素敵な 君に眠る光 スキップする君の道に咲く たんぽぽ 明日の世界など 誰にも分からない いいさそれでも 君が笑顔ならば 何もいらないんだ ララララララララララ ララララララララララ

待つも仕事 今日まいた種が 今日実るはずもなく 今日実った果実が 今日まいた種で あるはずもなく 記憶を作る前に 時を作る

キャラメルに食われた歯

3日前 コーヒーキャラメルを齧っていたら とれた差し歯 今日付け直した 久しぶりだけど この街では初めての 歯科 ユニークな話し方をする 医師 動物を食べるときの 前歯 植物を食べるときの 奥歯 怒ると歯を立てる 感情は歯に出る 腹7分目と 片岡鶴太郎さ…

空は誰のものでもなく 海は誰のものでもなく 陸は誰のものでもなく 鳥は誰のものでもなく 人は誰のものでもなく 自ずと生き 互いに生き 自ずと活き 互いに活き タンポポの 軽さと深さ 命という旅の途 まだまだ ここから

ワクワク

毎日を ワクワクしながら 過ごせますように

百の方法より

百の方法より 一つの目的 千の躊躇より 一つの決意

とけてゆく

融けてゆく 溶けてゆく 解けてゆく 硬い 堅い 固い 難い それが

僅光

たとえ僅かな光でも 届けば縁が発露する 怒りも 祈りも 僅かでも やがては 火となり 因果を繋ぐ

感謝と覚悟

食べ物を 作ることの覚悟と 食べることの覚悟 感謝と覚悟 自由と責任