新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽の雫

両手の隙間から 零れ落ちる 太陽の雫たち 七色に弾けて 広がりながら輪唱している 穢れない水紋たち 幾つもの罪 幾つもの葛藤 幾つもの闇 開かれる 扉 疾風の 光 ここに ここに ここに 今に

問いこそ生

答えを 見つけるまでの 膨大な 問いかけ ヒットしない限り 全てがエラーになるかもしれない だけど 失敗の為の失敗では無いんだ エラーの為のエラーでも無いんだ 問うことなく 人生を眠りの中で過ごすには 余りに儚く無残 ぬるま湯の中で 死んでゆく前に 心…

エゴの果て

食うものが 食われる 因果律に捕獲される エゴ エゴがエゴである限り 果てなど無い どこまでも どこまでも どこまでも エゴである限り 因果律に捕獲され続ける 孫悟空が 世界の果てに立つ五本の柱に 小便を引っ掛けて 一番を気取ってみても 所詮はお釈迦様の…

風よ

ふぁーっ そらそら ふぁーっ 春の風 さあ!! 手では決して掴むことが 出来ない 風を 受け止めるには? 自我の壁を壊せ 風は 自ずから流れて行く どこまで 僕は 柔らかくなれる? どこまで 僕は 静かになれる? 調和と平和 この部屋で 街で 職場で 日本で 一…

支点、力点、作用点

作用点と支点を 近づけるほど 力点には余分な エネルギーはいらなくなる 力点にエネルギーを使い過ぎても さほど作用しない事がある 作用点=目標 支点=志 力点=努力 だとしたならば 目標と志の距離を近づけて 志と努力の距離に間を置く ってことは継続す…

始動

ing… その歯車が回りだすまで 無数に繋がり 回り続けていた 歯車達 それが 歯車なんかに 全然見えなくても ある時 目の前の事象が 回りだして始めて気づく 大海の一滴 砂原の一歩 たった一つの始動 電気を電流に 陽気を陽流に 未来への意思表示 次元への意思…

金と時

貯蔵できるエネルギー 金 貯蔵できないエネルギー 時 それだけでは何も出来ないもの 金 それがなければ何も出来ないもの 時 交換だけしか出来ないもの 金 交換だけは出来ないもの 時

時のアンカーポイント

あの日 あの時 あの場所で 感動した事 もう その日 その時 その場所なんて 存在しないけれど 確かに その時から 何かが変わったり 何かが生まれたり あるいは 何でもないような事だけど 何故か忘れられない事 一点の時 時空の結節点 記憶の結晶 時と言う名の…

幸せのノックンローラー

扉を開ける度 違う時空に 行ける ワクワクしながら それは 期待でも希望でもなく とってもシンプルな 幸せへの 意思表示 本心からの ノック いつも どんな時も 幸せのリズム 刻んでいるかな ワクワクのメロディー 歌っているかな

約束

北へ 南へ 旅だった 遠い遠い 古の人よ 北から 南から やってくる 直ぐそばの 新しい人よ 巡り巡って 僕達は 故郷目指して 帰ってくる 幸せになりますと あの日 約束したよね 僕達は これから どこまで行くのだろう そして どこへと帰るのだろう 美しい夕日…

時の恵み

まだまだ 私には やりたいことがある 休日の 静かな 一人の時間 その恵みを 創造の喜びに 使わせて頂く

カモメ

揮発してゆく 言葉 揮発してゆく 人波 揮発してゆく 街並 酸化しやすい 事象 一切無常 そんなものに 執着する 心 感情の奴隷 「恐怖」と言う幻の法律 「迷いと苦しみ」と言う幻の牢獄 空には 軽やかに滑空する カモメ

フォルムの向こうに

光と闇の 中に フォルムが生まれる 線も 色も 光と闇の 中から フォルムを 制したければ 光と闇のレベルで 創造を開始する それは 単に明暗だけではなくて その光と闇の奥にある 実存のレベルへ 限りなく 飛翔して行く こと

空への帰還

この世界は 正負の法則下に 現象が繰り広げられている 正負の法則の源には 「無から有は生じない」 という法則がある 無も有も 空から生じている 空から生じたものは いつか 必ず 空へと帰る

どうしてこんなに

楽しい仲間 嬉しい職場 どうして こんなに 愉快な仲間が そばにいてくれるのか 天国の 俺のじじちゃん 俺のばばちゃん みんなみんな ありがとう

フォロー

いろんな意味で みんなにフォローされていた 傲慢 感謝

2→1

2を1にする作業を 幾つ行えば 僕らはシンプルに帰れるのかな どんどん複雑になってゆくことが 本当に進化なんて言えるのかな 比較と競争と分離が生まれるだけの 進化なんていらない たった一つの 認識 これに至るまで 果てしのない 2を めくり続けている

存在たち

僕がいるということは 僕でしか埋められない 何かがあるということ 同じく 完璧に同じく 究極に同じく 君がいるということは 君でしか埋められない 何かがあるということ 代用が効かないということ それが 光よりも瞬時であったとしても 宇宙よりも永遠であ…

書いている

毎日僕は 詩を書いている 誰の為でもなく 自分が気づいた事を 知った事 感じた事 怪しい事 みんなみんな 忘れたくないために それが正しいのか間違っているのか 分からないけれど とにかく文字で表現し続ける 僕は物覚えが悪いから 人の話をよく聞かないから…

人と自由

空を飛ぶ 自由たち 海を泳ぐ 自由たち 地を走る 自由たち 人間は 飛ぶことも 泳ぐことも 走ることも 出来るのに どうして 自由に なれないの

NOISEの向こうへ

全ての人が必要とするものを 全て集めたもの NOISE 自我の欲望を 全て集めたもの NOISE 刷り込まれた常識や概念を 全て集めたもの NOISE 今、一番、自分に必要なものは何? 今、一番、自分に必要な意思は何? 今、一番、自分に必要な行動は何? NOISEを超え …

路上の穴

ぽっかりと 路上に空いた 穴 人並みという穴 中流という穴 比較という穴 見下ろせば 蠢く人々 見上げれば 羽ばたく鳥達

私の何が分かるの?

「貴方に私の何が分かるの?」 という自我 それは さっぱり分からない そして 非常に興味深い

夜明けへ

どこかにあるものは どこにもなく どこにもないけど どこにもあるもの いつでもあるものは いつもなく いつもはないけど いつもあるもの 時間と空間 人と自然 毎日の食事 他者を殺し 内部に取り入れて 生きる定め 死んでも死んでも死んでも 生きても生きても…

一切シンクロ

ここから始る いまから始る この瞬間 この時空 一切シンクロ 一切シンクロ 一切シンクロ 一切シンクロ

歩く

如何なる道であろうとも 如何なる風であろうとも 如何なる空であろうとも 如何なる運命であろうとも 如何なる宿命であろうとも 泥の中でも 咲く花のように メビウスの輪の中でも 輝きを失わぬ星のように 今を 今を 今を 歩く

海底の時計

海底の時計 一秒ごとに広がる 時の波紋

怠惰とやる気

怠惰とやる気 媒体は どこまでいっても 媒体のまま スプーンは 何を運んでも スプーンのまま 本質的に 変わること 元気を 今に接続して 未来へ

分針

少しずつ 動いて行く 分針 焦るも 緩むも 己次第

自然

マインドが生んだ マインドシステム マインドシステムが生んだ マインドコントロール 僕は 僕に 操られている 見えない糸で 見えない意思で 見えない次元で 死は 進化のため 進化は 認識のため 形をもった僕らの次元で 形をさった僕らの次元で 誰にも操られ…