新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シンク感

違うものを バラバラに集めても バラバラなまま 同じものを 同じように集めても 同じなまま どっちもノレないし 面白くも無い 違うものを シンクさせる時 体が動く 違うものと 同じものの 間に 焦点をあて 今を 生きる

地平線が沈む時

太陽の中へ 地平線が沈む時 見え始める 星がある 未だ見たこともない 星たちが 現れる そこには 何千年も 何億年も もっともっと 昔から 変わらずに 輝いていた 君

じっと

知っても 知っても 知りきれぬもの 感じても 感じても 感じきれぬもの 縦 横 高 の次元に そびえ立つ 白い 扉 扉を開けて 私を開けて 世を開けて 時を開けて じっと 見つめる 永遠の目 始まりから 終わりまで じっと 沈黙する 永遠の口

廃路

もう電車は 来ないよ その線路 錆び果てた レール もう来ないよ 電車は それなのに なぜ 怯え続けるの? もう 廃線になったのに 何千年も前に もう 廃路なのに なぜ 止まり続けるの 記憶の 踏み切りに 「自分」から自由になる沈黙入門作者: 小池龍之介出版社…

どんなに

どんなに 欲しくても 手に出来ないもの どんなに 要らなくても 雨のように降るもの どんなに 守りたくても 守れないもの どんなに 戦いたくても 戦えぬもの 地球に 生きる ってこと

ハリケーン〜人は誰でも自由になれる〜

溜息ばかりの日々だった 嘆いてばかりの日々だった 俯くことで見えた世界は 影だけの揺らめきだった 希望など無かった 未来は死んでいた いっそ消えてしまいたかった いっそ消してしまいたかった 体を掻き毟る夜 夜を掻き毟る体 眠れぬ夜 金縛りの夜 怖くて …

記憶の界面張力

ぽたぽたと 滴り落ちる 記憶の球体 記憶は それ自身の 分子によって 内側に 引っ張られている この力は 記憶が表面積を 小さくするように 働く

平行世界

無数に 広がる 平行世界 でも 振り向いても 耳を澄ましても そこには 変わらぬ 日常風景 世界の 世界は どこまで 世界? 時間の 時間は どこまで 時間? 私の 私は どこまで 私? 孤独になれない 孤独な王様

動界

水滴 波紋 揺らぎ 静寂 留まるものなど 何も無い

ゆるりんこ

ゆるゆる るるる らりるれろ 解けて ゆくよ 価値の 凝り ゆるゆる るるる ゆるりんこ 作曲本~メロディーが歌になる~作者: 野口義修出版社/メーカー: シンコーミュージック発売日: 2005/06/07メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 83回この商品を含むブログ (…

好奇心

川原の石ころ なに思う 銀河の星くず なに思う 地球の私は なに思う なんにも なんにも 分からない だから なんでも なんでも 知りたいの

旅空

千切れても 離れても わかれても 形を変えて 消えては現れ 巡り会う 雲のように 大空を 旅して 来たのかも 知れない 鳥も 人も

作詞作曲自奏自演

日常の イントロ 日常の Aメロ 日常の Bメロ 日常の フィルイン 日常の サビ 日常の 間奏 日常の エンディング 人生の イントロ 人生の Aメロ 人生の Bメロ 人生の フィルイン 人生の サビ 人生の 間奏 人生の エンディング 宿命のシーケンス 運命のシーケン…

内部圧力

どこへも 行けない 想い だけど 確実に 在る 想い 10代の頃から ずっと ずっと 強く 強く 胸の奥に 秘めている 想い まだ 出していない 濃い 想い 時々 泣きたくなるほど 切なくなる その 思い 私の詩よ 出口となって その 想いを 連れてきて 価値観が 自分…

ベスト

昨日も 明日も 関係ない 今日 この 一瞬 ベストを 尽くす

閉じゆく瞳

病院へ向かう 道すがら 足元に 落ちてきた 小鳥 真直ぐな 嘴 閉じてゆく 瞳 冷酷に デジカメ そっと 脇へ

喜び

どんな形であれ どんな環境であれ どんな宿命であれ どんな仕事であれ どんな人生であれ 誰かを 喜ばせることが 出来たなら 自分の 喜びに なる ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)作者: トムブラウン・ジュニア,Jr.,Tom Brown,さい…

調和へ

崩れ落ちる 高くて硬い 灰色 傷つき死んでいった 数万の 赤色 他国を咎め 民を圧殺した国は 地によって 激しく乱れてゆく 世は いつしか 世紀末を越えて 新世紀を迎えたけれど 憎しみと 悲しみの サイクルに 未だ 絡みとられ ただただ 闇の蜘蛛達に 生血を吸…

遠鳴り-2番め

白い鳥 砂浜の足跡 遠く地球を 見上げては 歩いた道を なぞっている 星は他にも あるけれど こんなにも 多様なの なぜ 手漕ぎボートに 寝そべって 夜空を ただ 見つめていた 海 知らない私が そこにいる 自然療法で「乾癬」を治す (エドガー・ケイシー文庫…

完全と不完全

完全に甘んじても 不完全を咎めても いずれは 錆びてゆく 完全も 不完全も 現世では プロセス以外の 何物でもない 研ぎ続けなければ いつか 満足に 切れなくなる 無常の機能 無常の完全 日常の意思

母の日

昼下がり 一面に広がる たんぽぽの 黄色 空中では ひばりの 鳴き声 桜散る 皮膚の炎症は 日ごと 治りつつある 父は 使わない自転車を 電ノコで解体し 母は 部屋中を掃除して 帰っていった 「お菓子届いたよ」 と母からメール ありがとう まだまだ 世話に な…

パー

さあ 恐怖なんて どこにもない パーに勝る グーは無し

空へ

ありふれた 常識を ちぎり捨て ありふれた 反応を から揚げにして ありふれた 葛藤を 凧にくくりつけ さあ 空へ 飛ばしてしまえ ぐんぐんと 葛藤が舞い上がる ぐんぐんと この手に感じる 風と対峙する 凧の振動 ありふれたもの ありえないもの みんなみんな …

アトピー

久しぶりに 父母と会った アトピーの症状が 激しいので 皮膚科を訪れ 十数年ぶりに ステロイドを 塗る 唇 顔 体 傷口 全て異なる 軟膏 入道雲 にわか雨 ものすごく 軽いチェストを 購入し 仕切りなおす 体 心 空間 今日は 世界赤十字デー だったのか

信号機-紫

交差点 信号機の シグナルが 紫に変わる 上へ 参る

旅路

神の 神なるは 常なる 神に非ず 人の 人なるは 常なる 人に非ず 言葉では 掴めぬ次元 それでも 詩を 書き綴る 日々 言葉でしか 顕せぬもの 限界こそが 展望台への 入り口 まだまだ 終わり無き 旅路

愛へ

辛かったね 苦しかったね 頑張ったね 愛しているよ 愛しているよ 愛しているよ いつまでも どこまでも ありのままで 愛しているよ 愛しているよ 愛しているよ 分かるよ 分かるよ 分かるよ 生きてていいんだよ いつの日か 安らぎの時が訪れる いつの日か 輝く…

補助輪

初めて 自転車の補助輪を 取り外した日 父と妹と一緒に 小学校のグランドで 走る練習をした 父が後ろを支えてくれて 前へ前へと ペダルをこいだ 手を離していいよ と言うと すでに 父の手は支えておらず 気がつけば 一人で前へと 進んでいた 補助輪が無い恐…

一歩

さあごらん 茨の道の 足跡を ふりむいても 背伸びしても 一歩 一歩 ただひたすらに 内心の調和と 平和を [rakuten:oosugakki:10004260:detail] [rakuten:westside:10002916:detail] (↑今日届いたDAW)

その時 昨日まで 無かった線が コートに引かれていた その線を 3ポイントライン と呼んだ その線は 新たな興奮を 僕達に与えてくれた それは 味方にも 敵にも 同等の絶対値の チャンスとピンチを もたらすものと なった 中学時代のバスケ部で その線に出会い…