新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

観る

変化を変化のままに 観る感情を感情のままに 観る思考を思考のままに 観るそっと壊さないようにそっと観る

 もとへ

湯上りの ひとときバランスが もとへ

無双の変化

変化 変化 変化 そして 変化変化しかないものへ 概念を付け 名前を付け 意味を付け 価値を付け 比較し 執着し 楽しみ 苦しむ変化 変化 変化 やっぱり 変化どこまでいっても 森羅万象 みな変化当然 自分も 無双の変化

温泉

帰省して 父の運転 二人旅温泉目指し ひた走るは 海岸線沿い雪、霰、晴れ、曇りと 目まぐるしく変わる 天候路上を横切るは エゾシカ路上に横たう エゾシカの屍を啄む カラスの群れ更に路上には 猫の屍牧場には 点在し地べたに寛ぐ 牛たちのっそりと立ち尽く…

ラ・フランス

先日 ラ・フランスの 写真を何枚か撮り フェイスブックでの会に アップした実家へ帰省し 今日帰りがけに 母が私に見せたものは 山形の鉱山に務める 従兄弟からの 果物りんごと ラ・フランス

朝の地獄と午後の極楽

夜も明けきらぬ 暗闇立て籠る トイレおまけに 吐くそして 開放される夜が明け 母校巡り 父と温泉へ 夜は家族親戚と 馴染みの回転寿司

道も無限も

道は無限に無限は道に道も無限も 元々 私

自分さん

ストーブが ガタガタと 震えながら 部屋を暖めて いる明日は 釧路で家族と合流し 最近亡くなった 従兄弟の家へ行く自分が遠くへ動く時って 入院だとか 葬式だとか 墓参りとか 帰省などの 外的要因ばかり読み残した本は 沢山あり 撮りためたTV番組も ハード…

夜鶴

闇も母時も母空も母守りしものを 超える 日まで恐れを捨てて眠りし子

愛の中で

愛の中で 眠り愛の中で 目覚め愛の中で 生きるその闇も その雨も その風も豊穣なる変化駆け巡る命の循環あなたもわたしも

みんな教

みんながしてるから みんながしてないから みんなが言ってるからみんなそろって みんな教教祖様は みんな御札の効力は 数の多さご利益は 連帯感赤信号 みんなで渡れば 怖くない青信号 みんなで止まれば 怖くない黄信号 みんなで踊れば 怖くない?

ちびっこサイコロ

頭の中でサイコロ 転がして何回も 転がして好きな 目を出すやれば できる思考だもん

ちびっこ和

その差こそ 捨てなさいちいさな差別感 ちいさな劣等感 ちいさな優越感最初はそこから 始まる分離はそこから 始まる恐れはそこから 始まるそこに 和をそこに 輪をそこに 羽をちいさくても檻は 消えてゆく

ちびっこ手袋

手袋の中の 手袋その手袋の中の 手袋どこまでも どこまでも 中へ中へと 手袋が 続く最後の 最後の 最後の 最後の ちびっこ手袋まで包み込む 手袋たち忘れない 手袋たち

ちびっこロウソク

小さくても ロウソクならば 燃えて その身を全うす下手でも ロウソクならば 輝き その道照らしゆく未熟でも ロウソクならば 渡して その火を広げゆく君の その火を君だけの その火を恥じることなく 輝き尽くせ

ちびっこ現象

完璧に 続けることよりも 諦めずに 続けること皆を 基準にするよりも 自らを 臨機に応変させること時に木となり時に火となり時に土となり時に金となり時に水となるそして その実態は何ものでも非ず私という現象あれも それも これも なにも だれも現象

ちびっこモグラ

毎日毎日 ピコピコ ポコポコ 頭を出したり 引っ込めたりいろんな 感情 いろんな 思考 いろんな 顔した モグラたち叩いて 祓って 蓋をしてそれでも ピコピコ ポッコポコ畑を荒らした 奴らは 誰だ柵を立てても お構いなしよそれなら モグラの 畑を作り そこで…

ちびっこ後ろ

振り向けば そこにある かに見える 後ろでも 本当は 後ろなんて 何も無かったりして死んだら私だけが世界から消えるのではなくて世界だけが私から消えるのかもしれない接続した 次元限りなく小さくなる ちびっこ 後ろ後ろの正面だ・あ・れ・?

ちびっこ地球

夜空に輝く 星や星雲 天の川のように思える 何か重力に引き寄せられ 自覚のない回転 自覚のない惑星のように思える 何か地球を前提に 何かを語る時見失う何か私を前提に 何かを思う時見失う何かもしかしたら私が地球だったのかいやいや 地球ですらないかもよ

ちびっこ時計

漆黒の暗闇ぐんぐんと 近づいては 遠ざかる 巨大な振り子無限に回り続ける 先端すら 見えない 針ビッグバン粉々に 砕け散る 時計キラキラと 輝きながら 産声を上げる 欠片小さな針を伸ばし 回り始める夢から覚めるまでいつまでもいつまでも

ちびっこ巨人

ドスン ドスン ドスン巨人が歩く団地やマンション 山やビル街の機能は 大混乱だけど でもでも ホントはね見える巨人は ちびっこ巨人ホントの巨人は 見えないよ大きすぎて 見えないよ音も形も 分からない分かる巨人は ちびっこ巨人分からぬ巨人は ホントの巨…

ちびっこ灯台

バラバラに 砕け散る 灯台それでも尚その欠片たちは 灯台となり各々の 海を照らす

風邪をひく度 目線が下がり咳が出る度 優しくなれた自分の 傲慢さと共に消えゆく 咳ありがとう

どこまで

どこまで 君なのかどこまで 僕なのかどこまで おでんなのかどこまで 鍋なのかどこまで 現実なのかどこまで 夢なのかどこまで どこまで どまこで でこまどどこどこどこまで詩なのかしーらない

小蝿

何処からともなく 沸き起こり飛び回っては 消えてゆく小蝿も 思考も 悪口も足跡一つ 残せやしない例え 無様に 迷いに迷い引き返した 道だとしてもその足跡に 嘘はない足跡だけが 君の道足跡だけが 君の道足跡だけが 道となる

さかさま哀ランド

鳥を飛ぶ 空魚を泳ぐ 川犬を歩く 土人を作る 思考

鳥を飛ぶ空

止まろうが 動こうが 時の証明にならない膨大な時間が 過ぎたとしても 夢ならば 一瞬混線する ラジオ波の 出力壊れたが故の 創造絶妙な変化絶妙な記憶絶妙な幻想絶妙な世界リアリティー鳥を飛ぶ 空

まどろみ

夢見る 前の まどろみの中で一切の 抵抗を捨てて

根拠

根拠の面々流動的根拠 固定的根拠 本質的根拠 条件的根拠 暫定的根拠 執着的根拠 盲目的根拠 便宜的根拠 機能的根拠 多数的根拠 確率的根拠 能書的根拠 後付的根拠根拠は使ってナンボしょっぱ過ぎず あま過ぎず奴隷にならず 支配に使わず根拠は梯子いつまで…

台風の目

離れ 入力切断 中心沈黙と静寂外側は激しく 中心は静かどんな 台風も