新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

空っぽ無限

時間は 時間が作り出したのではないとして空間は 空間が作り出したのではないとして認識も 認識が作り出したのではないとして文字も 文字が作り出したものではないとして思考も 思考が作り出したものではないとして神も 神が作り出したものではないとして合…

空っぽ無限

時間は 時間が作り出したのではないとして空間は 空間が作り出したのではないとして認識も 認識が作り出したのではないとして文字も 文字が作り出したものではないとして思考も 思考が作り出したものではないとして神も 神が作り出したものではないとして合…

あっち向いてホイ

右に動かしている 指その指を左に動かしている 腕その腕を右に動かしている 足その足を左に動かしている 車その車を右に動かしている 船その船を左に動かしている 波その波を右に動かしている 地球その地球を左に動かしている 太陽その太陽を右に動かしてい…

泡と永遠

探求は物語 物語は幻想それぞれの幻想 それぞれの人生たとえ幻想でも 精一杯生きている幾千の恐れ 幾万の苦しみ 幾億の悲しみ 幾兆の忘却命の顕れ大海の泡それでもそれは 朝陽に光る雫 夕陽に映る花昨日の風はもういない明日の風はまだいない今吹く風ももう…

分かち合い

一つの皿に 料理があった二人は料理を奪い合い 全て床にこぼしてしまった二人は料理を分かち合い お互いの空腹を満たした一つの島に 資源があった二国は資源を奪い合い 挙句に他の国が独占した二国は資源を分かち合い お互いの交流と発展をした一つの現象対…

さらば夢

未来に目覚めなし 過去に目覚めなし 今この瞬間に目覚めなければ いつ目覚めるというのか目をつむり夢を見て 目をあけてすら夢を見ている夢の中では その事で思考が一杯で悩んでいたのに 夢から覚めると その事が何だっかすら覚えていない囚われれば 悩む思…

今、この瞬間に目覚めている

誰も悪くない誰も裁かない本能すらもありがとう今、この瞬間に目覚めている

流れ

風雨は風雨吹く降る吹いちゃう降っちゃう流れちゃう

それだけのこと

本来 名前のないものに現実と名づけ幻想と名づけ自分と名づけ他人と名付けた本来 名前のないものに希望と名づけ絶望と名づけ幸福と名づけ不幸と名づけたそれだけのことただそれだけのこと

私は香り

私は香りやがて消えてゆく香りしかし だからこそ 誰にも捕まえられない 何にも捉えられない私は香り1000年の香り世界の香り地球の香り太陽の香り銀河の香り一億光年の香り宇宙の香り無限の香り香り私は香り

残り香世界 

緑茶を入れていた 水筒茶袋を捨て 入れ替えた 水しかし それもまた 緑茶の味がしたただの 水ただの 香りただの 私ただの 現象

中空遊戯のかくれんぼ

原子は 細胞を知らず 機能のままに細胞は 組織を知らず 機能のままに組織は 器官を知らず 機能のままに器官は 個体を知らず 機能のままに個体は 自我を知らず 機能のままに自我は 無我を知らず 機能のままにそこには それぞれの物語があってそこには 何もな…

自然

起きることが 起きている意味をつけずに 眺めてる自ずと 然

鉄塔の向こうへ

カメラをぶら下げ鉄塔の向こうへ 輝く太陽見慣れた風景を 風景の側に立つとそこに牛がいて 臭があって 電柱に巻き付いた蔦があって長い影サッカーをする子供たちたんぽぽ つくしんぼ ふき シダまっすぐな ひび割れたアスファルト道またいつか

完全無欠の不完全

流れていても 時は無く歩いていても 道は無く感じていても 己無し欠けるもの無し 余り無し完全無欠の 不完全砂漠にオアシス釈迦に乳がゆ

ホントにピント

丸 三角 四角まる さんかく しかく〇 △ □真瑠 参画 資格マル サンカク シカクどれが ほんとの まるさんかくしかく?

現実未満

知らないことを 知らないそして知っていることは みな 幻感じないことを 感じないそして感じていることは みな 幻幻想未満の現実現実未満の幻想見ているものに 見られているそしてどちらもいない

自発動

自分が発した かのように 思えるものみなすべて幻

意味なし芳一

廊下の壁に 貼り出された 何枚かの 人生訓しかも それぞれが 矛盾している一方では 努力奨励を仄めかし 一方では 現状受容を仄めかし対立的価値観の 垂れ流し矛盾 非合理 刷り込みストレス になりやしないかしかし文字なんて分からなければ ただの 図形分け…

鼓動

心臓 の鼓動に身体 が共振している心 はそれを感じている私感じている生きている機能そのままに感じているしっかりと私感じている大丈夫私感じている私私私私鼓動しているこの機能を 信じきる

かの如き

為せば成る かの如き 為さねばならぬ かの如き 成る業を成りぬと拾つる かの如き 人の儚き かの如き起これば起こる 起こらねば起こらぬ 起こるを起こらぬと捨つる 自我の儚き かの如き

山崩れて本が在り

まだまだ 読んだことのない 本たちが山のように そびえ立ち川のように 部屋を流れ土砂崩れのように あたりに散乱山崩れて本が在りちょっと 大げさでも 半分リアル

協調性

子供の頃の通信簿協調性がない と言われ続けて はや40年協調性がないことの メリットは弱いものを袋叩きにしない他人の評価に迷わされないみんなを正しさの根拠にしない私の武器は 私です私の平和は 私です私の笑顔は 私です私の世界は 私です協調するもしな…

おじゃま虫

足の下を見たいのに 大地があって 見れやしない地球が邪魔だ頭の上を見たいのに 空があって 見れやしない空が邪魔だぐるっと周りを見たいのに 山があり海があり街があり 見れやしないみんな邪魔だ意識の中心を見たいのに 思考があって感情があって 挙句の果…

時間とは

時間とは イメージの序列化過去 というイメージ未来 というイメージ現在 というイメージ物語とは それらを繋ごうとする 意味づけ

断片

川の鯉のぼり咲く桜 散る桜橋の上 橋の下ゆく人 くる人ゴールデンウィーク働く人仕事 生活夢 現場アラーム

じいちゃんと将棋

じいちゃんが 将棋できると聞いて やってみた話を聞いてると 出来るどころかアマ初代くらいあり 大会で優勝したこともあるそうだ初日(2/10頃)は 二歩に気づいたじいちゃんが 自主的に投了し 勝った二回戦目(4/27頃?)は 僕の居飛車に対し中飛車で こてん…

全自動風まかせ

起きる事が起きる全自動世界非制御非支配非服従意味をつけるもつけんも味をつけるもつけんも風まかせ

明鏡

張り詰めた弦澄み渡る空静かなる水面目に見えずとも触れれば たちまち自ずと 分かる

ピント

シャープなピントで現れる 質感ソフトなピントで現れる 空気感何に。どの程度の ピントかごちゃごちゃしてても ソフトにぼかせば いい感じの背景に複雑な素朴 素朴な複雑無駄な必要 必要な無駄工夫はデザイン本質へのピント属性へのピント