新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ありがとう

去年も 今年も 大晦日は 準夜勤務 事故も無く 無事終えたが 同僚の祖母が 今日旅立たれたそうで これからそこへ向かうらしい 気をつけて行ってきてね 2007 全ての 出会った方々よ 私の 紛れも無い 鏡の皆様よ ありがとう ございました

雪道

朝 ドアを開けたら 雪の壁 幸いに 誰かが一本 作ってくれていた 道 青空 もう 今年も 終わる 私の道は まだまだ 雪だまり まだまだ そのまま いくらでも 作れるのに 新人のあの人は どこか私に似ている って言われる 私もそう感じる 絶対音感を持つ 彼 休憩…

相転移

1000年前の制約 1000年後の自由 あらゆる制約は 永遠の拘束力をもたない 過冷却現象のように やがて 一つのきっかけが 全てを結晶化させる いかなる制約が 拘束しようとも いかなる悪意が 洗脳しようとも 真我の夢は 時を超えて 実を結ぶ

足跡の道

こんなにも 近くに存在しているのに 無限に遠い 世界がある こんなにも はっきりと感じているのに 遥かに淡い 響きがある 降り積もる 闇 降り積もる 光 足跡だけが 道となる

ONとOFF

ON 世界が起動する OFF 世界が終了する ON 世界が再起動する OFF 世界が再終了する ON 世界が灯る OFF 世界が消える ON 世界が始まる OFF 世界が終わる ON 動く OFF 止まる ON 今が始まる OFF 今が終わる ON 私が始まる OFF 私が終わる ONとOFFの境界 ONとOF…

反省

確かに 誰かに言われて そうしたのだけれど 結局 そうならずに 事態が沈滞した そのあげく こともあろうに 私は その誰かを 勘違いして 一緒に仕事をしていた上司の 責任にしてしまった たぶん その上司への 日頃のストレスが そんな勘違いを 創造してしまっ…

思石

歯垢が 溜まって 唾液中のミネラルと結合し 二日で 歯石となる 思考が 溜まって 自我中の欲望と結合し 数日で 思石となる ほっとくと 病気になる 日々 現象による 反応に翻弄されず 固執せず 流してゆく 流心 即ち是 浄化

問答

分からないことは 考えなくていい 分からないことは 問いかければいい 自分の 胸に

ゴール

宝くじのように 当たり 外れで 生まれてきたんじゃ ない ベーゴマのように はじかれたら 負けなんて そんなに やわな 存在なんかじゃない 己を 低くする者は 高くされ 高くする者は 低くされるだろう ゴールの前で 仲間が大怪我をした時に 試合を捨てて 駆け…

奴隷解放宣言

心の中の 奴隷達を 全て 開放する 恐怖の奴隷達よ 憎悪の奴隷達よ 不安の奴隷達よ 悲哀の奴隷達よ 空虚の奴隷達よ 怠惰の奴隷達よ 比較の奴隷達よ 傲慢の奴隷達よ 劣等の奴隷達よ 心の自由を 拘束する 全ての自我による 支配とカルマからの 開放を ここに 宣…

起動

銀河系を起動し 太陽系を起動し 地球を起動し 生命を起動し 自我は発動された リアルな 過去は 封印され 作られた 記憶の奴隷と 化した自我達が 三次元を分断し始めた 四次元以降では 一続きの何かが 三次元では バラバラに 寸断されてしまった 例えば 私と…

スイッチ

重なる現象の波 善も悪も 幸も不幸も ない 見つめる 内側 判断すれば 頭に気が 上がって 更に 意味や原因を 探し始める 様々な パターンに 変化してゆく 波 でも 感情に コントロールされる 自動ロボットには なりたくはない 何者にも 支配されたくは ない …

GO!

ふと左を見ると ベットから じいちゃんが 落ちていた 骨折 最近 深夜勤務の度に 転落してる人を 発見する これで 三度目 さあ 気を取り直して 再出発

串カツ定食

雪が積った 正午 いつもの店の 暖簾を潜り 森山大道著「犬の記憶」 を読みながら注文を待つ 串カツに 辛子とソースをぶっかけて ムガムガとほうばる 大切りの肉と玉ねぎ、千切りキャベツ 味噌汁と丼ご飯 ここの品はどれも量が多い ネクタイをつけたサラリー…

風景になるの

連日の夜間 廊下に響き渡る 大声 「おーい!」 「おーい!」 「晩飯まだかー」 食べた事を忘れている 空腹と 怒り 認知症 しかし 体を 通り抜けていく 言葉 そんな時 怒りを聞きながら 私は 風景 に なる の

リアルの正体

夢は外には無い 外にある夢は みんな 幻 外にあるものが リアルなんじゃなくて 外にあるものが リアルに見えているだけ 目に見えるもの みんな 無常 目に見えないけれど いつも探していたもの 本当の 現実 本当の 夢 処理するだけでは 枯れてしまう 創造こそ…

1と0と…

1 1と0 存在と無 私と0 存在と0 夢と0 詩と0 希望と0 真善美 そして 0 0から来たのか 1から来たのか そんなことより ∞なんだよ それでいいんだよ そのままで ∞

あきらめるな あきらめるな あきらめるな 悟るな 悟るな 悟るな 進化なんていらない 癒しなんていらない まだまだ 行ける まだまだ 作れる 下手とか上手いとか 疲れるとか 休めるとか そんなの どうでもいい まだまだ 知らない 世界と 時空が お前を 待って…

旅人だけが

旅人だけが 見ることの出来る 風景がある 旅人だけが 描くとこの出来る 世界がある 心の地図 と 宇宙の地図 何気ない日常 深遠なる歴史

開放

自分に厳しすぎる人は 人にも厳しくなる 厳しさの核に 許せなさがあると マイナスの スパイラルが 形成され始める 自分を許せない人は 自分ばかりではなく いつか 誰かを責め始める 過去の記憶の奴隷と化し 一番大切なものまで 壊し始める そうなる前に 自我…

シンクロ

長針と 短針が 重なる時 意識と 今こことがシンクロする

断片

川面の流木 映りこんだ空 進化 浄化 時の感覚 自我の感覚

和顔愛語の人よ

その先輩は 今日でお別れ 最後の挨拶 また辞めてゆく あれから もう しかし まだ 一年と三ヶ月 出会ったときから 今まで 変わらない 楽しくて 優しい先輩だった この先輩は 利用者、先輩、同僚、後輩分け隔てなく 咎めずにユーモアによって導いてゆく 主任も…

凸凹

最近 膝の裏や 手指にあった 頑固なイボが ポロポロと 取れてゆく 昔 母も同じように ある時を境に 体のあちこちにあった イボが取れたと 話していた 今まで盛り上がっていた 右手の親指のイボの跡は クレータのように 楕円系に凹んでいる 凸凹 最も出っ張っ…

真夜中の自我

意味によって 彫刻された 時間 時計に 閉じ込められた 惑星 咲くことを 忘れた 花 弾丸は 合わせ鏡の 迷宮を貫いて 自我を粉々にした 自我は 最小単位に分解され 再構成された 自己複製 し続ける 自我 地球が 君の 瞳になる時 その中に 映る星座は 紛れも無く…

来た道が行く道

行く道は 無限 無限ゆえに 彷徨い 葛藤し 振り返る しかし 来た道が 行く道 どれを選んでも 必然 どれを拒んでも 必然 道に 偶然無し 道に 無駄無し 来た道が 行く道 足跡に 感謝あるのみ どうあがこうが 愛の子 どうあがこうが 神の子 どうあがこうが 選ん…

宇宙の責任者

全ては自由 なのにどうして 恐れに自由を売り渡す? 全ては自在 なのにどうして 幻に翻弄されつづける? 恐れと幻に 言ってやれ 黙れ消えろ! 過去の奴隷は もう飽きた 未来の呪縛は もう棄てた 私は 起源そのもの 原因そのもの 自由そのもの 宇宙の責任主体…

消えないもの

修正液で消した文字は 消えない 皮膜の下で 眠ってる

最終装置

人を変える事は出来ない しかし 人を信じる事は出来る 信じて傷つく事が出来る 傷ついて転ぶ事が出来る 転んで起き上がる事が出来る 起き上がって歩く事が出来る 歩いて進む事が出来る 進んで時を渡る事が出来る 時 時こそが 万象を変化させ 万象を浄化する …

愛の旅人

悪 それは 自由と自由の相克 で生じる 幻 善 それは 自由と自由の調整 で生じる 幻 善も悪も 時々刻々と 変化する 無常の 影 永遠の悪も 永遠の善も ありはしない 悪よりも善を 善よりも愛を 求めて 人は旅をしてゆく 吹けば 飛ぶような 愛などいらない 確か…