新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

勝敗

子供の頃 よく 夜に目覚めて 金縛りに あいました 意識はあるんだけれど 体が動かないの なんとか 解こうと がんばるけれど なかなか 解けないの 金縛りになると 耳元で ラジオの ホワイトノイズのような しーー っていう音が聞こえてくるの 誰か自分以外の …

つくしんぼ

買い物の途中 雨がパラッと 落ちてきた 100円ショップで 傘を買おうとしたが 思いとどまり そのまま 店を出た 雨は ぱらぱらと 落ちている 空に向かって 外に出ている間は 降らないでねと お願いした すると 雨は降り止んだ つくしが にょきにょき 生えてい…

腹筋

なんだろうな 毎日焦っている なんだろうな 毎日追われている なんだろうな 愚痴をこぼしている なんだろうな なんだろうな 大人になれない 腹筋を鍛えよう

きっと

完璧な人なんて いないよ 嘘だってつくよ 意地だってはるよ 人間だもん 未熟で 愚かで 不完全 でもね 完全ではないけれど 永遠の存在 在るだけで 尊い 在るだけで かけがえのない 在るだけで 全宇宙を 満たしている 完全ではなくて 永遠だから きっと お家に…

ぽこぽこ

アスファルトの小路に 小さな円い 砂だまり ぽこぽこ 砂の 真ん中に ぽこぽこ 穴が 空いている おーぃ 小さな大工さん えっちら おっちら おつかれさまです 歩いているから 見えてくる 春はぽこぽこ ぽこぽこだ

マリヤ

マリヤ マリヤ 救世主、転落し 闇の勢力が強くなり 特に 低年齢者をターゲットとした 殺人事件 中高年をターゲットとした 詐欺事件 が増えています マリヤ テレビでは やっと、前世や魂の真実を 前提とした番組が芽生え始めています 子供が親を選んで生まれ…

そうだよね

今日は ちょっぴり 雨模様 赤や黄色の チューリップ 花びら閉じて おりました 雨の日も 晴れの日も 一生懸命 咲いている そうだよね たとえ 閉じていても 咲いている そうだよね

チューリップ

近所のお庭に チューリップが 咲いてます たいそう赤く その赤だけが 目に残ります 春うららか 春すこやか 春ほのぼの 五月も残すところ あとわずか 35年たちました チューリップの 赤が 眩しいなぁ

笑顔

ひろがれ ひろがれ ひろがれ 大空いっぱいに 高く 遠く 果てしなく 宇宙いっぱいに ひろがれ ひろがれ ひろがれ えガオォォォーー!!

ことたまオーラ

両手を口元に当てて 「ありがとう、ありがとう」 って、いっぱい言うの そして そのいっぱいたまった 「ありがとう」を 泡立てて そっと掬って 顔から首 肩、腕とね 柔らかく オーラのように 体を包んでいくの 昨日ね 寝る前にね 思いついたの あたなは どん…

見捨てないよ

どんなに 寂しくても どんなに 悲しくても どんなに 恥ずかしくても どんなに やるせなくても どんなに くやしくても どんなに ふがいなくても 自分は 自分を 見捨てない 見捨てないよ

どうしたの

どうしたの 深夜零時の 帰り道 まるで 線香花火の 火球のように ぽってり 焼けた お月様 橙色の ほっぺに ちょっと すごみのある 月夜 安室奈美恵ちゃんの 「NEVER END」 を聞きながら てくてくてくてく 家路に ついた

忘れないよ

肉体というメディアに 私が燈る ひょうひょうと 流転する雲のように 様々に姿を変え 様々な時を選び 様々な声を発す 生まれ 老いて 病んで 死す 何度も何度も メディアを 借りて 何度も何度も 光と 闇を 疾走し 時空を貫いてゆく 情報生命体 神という システ…

なんとかなるさ

深夜零時 の 帰り道 おぼろ月夜の なんとかなるさ 明日は明日の 風が吹く 肌寒い夜だなぁ 温かいお風呂を 召し上がって 今日も 一日 ご苦労様

記憶

時々思い出す 小さい頃の夢なのか 生まれる前の記憶なのか 部屋の梁に 仙人のような爺さんと 座って 畳の上に寝ている 母を見下ろしている そして その爺さんが こう言った 「あの人がお前のお母さんになる人だぞ」 「とても優しい人だ」 と。 あれから 34年…

こんにちは

一切の 条件づけられた 衝動を リセットし 心を フラットにする 条件付けられた 渇愛からの自由 貪りからの自由 怠惰からの自由 神様になる必要はない すべては神様だから フラット フラット フラット 幼子の目 全ては こんにちは

おやすみなさい

うれ詩 はずか詩 いとおか詩 おやすみお月様 おやすみお母さん おやすみお父さん おやすみ妹 おやすみ親友 おやすみ職場の人達 おやすみ守護霊 おやすみ今日の私 おやすみなさい ありがとう ございました

風を抱いて

大切なことは いつか わかるときがくる 雲は 流れてゆくよ 雪は 解けてゆくよ あるがままに 自分を愛そう 恐れることなど なにもない 明日吹く風に 怯えぬよう 今日吹く風を 抱きしめて

ひとりでいても ひとりではない ひとりの宇宙は みんなの宇宙 みんなの宇宙は ひとりの宇宙 つながっている そして つながっていく 永遠に 遥か遠くまで 遥か未来まで つながっていく これからも めぐり続けていくのだろう これからも 未浄化なものを露呈し…

そんな日もある

深夜1時過ぎ 帰途 雪がヒューヒュー 吹いているこういう日に限って ジャンパーを着ていない 風邪気味で 日中は鼻をかんで かさかさ 一進 一退 そんな 日も あるさ