2006-05-10 記憶 詩 時々思い出す 小さい頃の夢なのか 生まれる前の記憶なのか 部屋の梁に 仙人のような爺さんと 座って 畳の上に寝ている 母を見下ろしている そして その爺さんが こう言った 「あの人がお前のお母さんになる人だぞ」 「とても優しい人だ」 と。 あれから 34年過ぎたが 爺さんの 言ったとおりだった