新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

幻想の掛け算

自分×事×執着=人生的悩み 自分×物×執着=所有的悩み 自分×人×執着=対人的悩み 自分×1=自分 自分×0=無我 自分などない

違和感と既視感

高校の時 英語の授業で 黒板に回答を書いていたら 背後から 男子生徒の罵声 「何がイエスだ、神なんているわけないだろ 信じるものは救われる?アホか」 そんな事は言った覚えは何もなかったが 日頃、友達に心霊話をしていたこともあり 因縁をつけてきたのだ…

炎と共に

半身浴しながら 蝋燭だけの灯り 静かに 瞑想 雑念も沸くのだけれど 炎が道伴してくれているのか 直ぐに瞑想へ帰れる 感情は自分ではない 思考は自分ではない もう何も何も何も 対象化しない 同意しない 情報最少極値の私 静かに 静かに 消えてゆく 炎 揺れて…

変わらないもの

好きなこと やりたいこと いっぱいある 楽しいこと 嬉しいこと 笑えること 3月ももうあとわずか 移り変わる 職員 客人 見渡す限りの 人、人、人 神、神、神 変わりに変わる 外、外、外 かのように見えて 何も変わらぬ 限定意識 春へ春へと 着実に

究極の一人遊び

瞑想というゲーム 呼吸に集中する瞑想をしている中で 昨日、思いついた瞑想ゲーム 「次の痒みはどこだゲーム」 自分の体全身に意識を集中して 沸き起こってくる痒みを待つゲーム 掻く前に痒みを自覚したら 勝ち 脳幹反射 対 大脳新皮質自覚 反射 対 自覚 今…

晴れ舞台

着ぐるみの中で 熱さをこらえて キャラを演じる キャラを演じてくれている あなたも わたしも 晴れの舞台 町を劇場にした 寺山修司のように

井の中の現実

井の中の現実と 宇宙大の幻想ならば どっちが 面白い? 井の中の真理と 宇宙大の芸術ならば どっちが 楽しい? 私は私 限りなき 好奇心に 幸あれ

くるくると

何も心に 留め置かない 何トンもの 川の水を 一人で堰止める必要は どこにもない 流れる川は 流れるままに 留まる石は 留まるままに 正しいだとか 間違いだとか その時々の 空模様 水車は回る 回りながら 仕事をしている 水と戦わず 水の流れに 身を任せ く…

カード

シャッフルされた カード 無秩序に並ぶ カード その中から 一枚引く 何が引かれるかは 引くまで未決定 不確定な世界から 確定する行為によって 観測すると 立ち現れる 現象 1枚引くということは 残りを引かないということを 同時に決定する行為 引く=引かな…

上から目線

上から目線の 上から目線 下から目線の 下から目線 横から目線の 横から目線 上には上がある 下には下がある 横には横がある 球だもの

ボールは一つ

弾丸よりも速く 高速に突き進む タイムライン 無限の可能性 マルチパラレルワールド パラレルセルフ 無限のボール 無限のパス 無限の陣形 無限のパターン 無限のシュート 審判員の笛の音 ゲームセット 勝者も敗者も タイムラインの 一結果に過ぎない 今 今 …

サッカー

どこまでも 広がる空 いつまでも 終わらない時 に見える 次元の牢獄 知っても知っても 満たされない のは何故だろう 繋がっても繋がっても 伝わらない のは何故だろう それでも 好きなこと 超絶対楽しむこと 続けて欲しい ドリブルしながら その時 その場所…

夢問

夢か現実か 夢から覚めても そこは夢 夢の中でも そこは現実 壁無き世界 果てしない過去も 果てしない未来も 入口無く 出口無く スタート無く ゴール無く 檻無き牢獄 言葉と恐怖と時間の 隔離室 夢も現実も 幻 しかし 虚無よりはまし ちっぽけな 今に落ちた …

赤い月

昨日の晩 水平線 窓から大きな赤い月 代理バッター 六連続夜勤 最終日 見る 歩く 走る 聞く 話す 抱える 支える 起こす 食べる 着替える 寝せる 思えば五感総動員 超絶対楽しむと 決意しながら 没頭 開放 没頭 開放 お風呂の キャンドルを見ながら うとうと …

テレビ

OFFにして 初めて ONになる 不自由にして 初めて 自由になる 自由という 鋼鉄の檻 いろいろな動画を見て 気づいた それを見て 特定の場面で 感じている自分 流している自分 その場面を作っているのは 本当に 他人なのか? 外部なのか? 世界の果てへ飛んだ孫…

介武同源

最も力を入れたいところで 最もリラックスする 力にフォーカスし続ける限り 力は制限されてしまう 入れたいところで 抜く 介護も武道も 究極的には 同じ 介武同源 究極のリラックスは 究極のパワー 対象化し加工せず 同一化し摂理に従う 相対的力を捨て切っ…

道と星と

夕闇迫る 山の峰 一番星が 光りだす あの道 この道 あるけれど 月と太陽 私を照らし 星やら雪やら 輝く冬夜

明晰夢

幸いなことに 一人の時空間を 満喫している 休日 深夜にかけて 夜更し 朝方うとうと 浅い眠り 明晰夢 夢を見ていることに 久しぶりに気づけた でもぼんやり 浅い眠り がヒントかな でも寝不足になると 首にヘルペスが出てきやすい ボーっとしながらも クリア…

雪道

休日の朝 窓が白々と明るい 薄いカーテン越しの外 こんもりと積もった雪 玄関の外は 大雪降り 長靴で 積雪を ズボズボ 歩く 除雪車 手動ダンプ 雪だまり 定食屋 カツ丼 カツを噛む どこまで食感を感じられるか 追う 喉もと過ぎると 消えてしまう ゆっくり ゆ…

まどろみタイプ

冬の朝 緩む空気 まどろみながら ベッドの中で キーボード入力しつつも 気づけば夢の中 眠りの中

画面とリモコン

戻っても 戻っても 戻る度に 違う過去 探しても 探しても 探す度に 違う未来 無数の原因 無数の結果 それは果たして 原因と呼べるのか? それは果たして 結果と呼べるのか? 高速に書き換えられ続ける 画面 に気づかない リモコンは いつも 手元にあるのに

フロストフラワー

厳寒ゆえの 自然の芸術 それは名も無き 無数の美 霜の花 フロストフラワー 雪の結晶 それは 意図せず現れ 意図せず消ゆ 沈黙の冬にこそ 水に宿れる 宇宙の摂理が 一粒 一花 形となって ものも言わずに 舞い降りる 窓に 湖面に 草に 枝に 触れれば溶ける その…

それは夢 

ただ見ていれば それは 夢 コミットしてれば それは 現実 楽しいかい 笑えるかい 面白いかい ただ見ていれば それは 夢

それはそれ

地底 海中 陸上 空中 それぞれの 生活圏 闇 光 幽玄 それぞれの 意識圏 重さ のある世界 紡がれる現象 分離する対象 止まらない時間 という 幻想 現象 幻想 反応 反復 自動複製 自己複製 主体 客体 それはそれ

配慮

灯台のように 注意喚起しつつも 書き換えられてゆく モラル 配慮 意に反してか 意の通りなのか おかまいなく 劣化しているように 見える 配慮のない人への 憤り その矢印を 自分へ

点描

雪も溶け始めて 張り詰めた外の空気も ちょっとだけ 柔らかく感じる ちょっとだけ 笑顔になれた ちょっとだけ 優しくなれた 点描のように 一点一点 置いてゆく 巡る季節の中で 巡る自分の中で

徒然

徒然に 詩を書いて 書いた詩に 励まされ 鳥は空を渡り 空は鳥に描かれる

二人の自分

探す自分 と 隠す自分 創る自分 と 壊す自分 繋がる自分 と 拒絶する自分 世界は二人のせめぎ合い にっちもさっちも どうにもならない ように見えている 世界の背中 後ろの正面 二人の自分 に見えている 思考遊戯

波上の船 揺られながらも 港から 港へ 甲板にかかる 水飛沫 頬を叩く 風雨 漁師達の汗 大海の幸 幸を頂き 命を頂き 汗を頂き 今を頂く 生きることの 循環 生きることの 流れ 生きることの 実感

旅烏

とっても優秀で 才能もあるように見えても 同じタイムラインを ループしている 常連 そこから抜け出せない 井の中の私 メビウスのタイムライン パラレル世界 微妙に誤差を生みながら 複製し続ける 時空フィールド 現実か 幻か フィールドの違い どちらも現実…