新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

一匹の無限

僕には やることがある だから やらないことを しっかりと決める 自分で 気づきを 蒸発させるな 溢すな 一本道 無限道 一匹の 気づき 一匹の 無限

勝ち

休むが 勝ち

送別会

今宵 送別会 新人の頃は とてもお世話になりました 「女の子みたいな手をしてるね」と 入浴介助の時に言われたのが 昨日の事のよう あれからもう三年が過ぎましたね 奇しくも全く同じ事を 利用者のおじいちゃんにも 最近言われて思い出しました お母さんの介…

やらないことでやれること

やることより やらないことの方が 本当は簡単だったりする 何かに突き動かされている やらないことを システム化することで やりたいことを 実現出来る やっぱり 肝心なのは 最初のシステム作り

自我と銃口

一番背後で 銃口を構えている者が ターゲットの運命を握る 一番先頭で 感情に翻弄されている者が 運命を握られるターゲット 振り向けば 次元の向うから 僕を狙っている 無数の銃口 自我という名の ターゲット それを狙いし 闇 それを守りし 光 どこまで 僕は…

怒りと蕩揺

怒りは 情報を信じることから生まれる 1%の信が 100%の情を生じさせる因となる 蕩揺は 情報を知ることから生まれる 1%の知が 100%の蕩揺を生じさせる因となる 地図だけではそこへ行けない 体力だけではそこへ行けない 気力だけではそこへ行けない 信だ…

寂しさも

寂しさも 賑わしさも 僕はいらない 外のお祭り 無常の宴 沈黙こそが 安らぎの舟 境界の無い その海で 幾重の光と 幾重の闇に 時を貫く 潮を聞く 未来の手紙に込めた過去 過去の手紙に込めた未来 遥かなる僕へ 今を抱きしめる僕より 愛を込めて

無いとる

不安の源にある 恐怖 恐怖の源にある 分離 分離の源にある 有 有の源にある 無 無の源にある 空 空くうくう 今日も空みて くうくう無いとる 己一匹

平常心

→ ← → ← 右左右左右左 歩く 右往左往しながらも 気づいている事 今 身体に何が起きているのか 今 感覚に何が起きているのか

失敗≒成功

失敗は成功の元 このやり方では 成功しないということ その証明に成功しただけ

真実への精度

100万の答えより 一つの問い その精度 ストライクゾーンに 一体どれだけの球を 投げることが出来たのだろう 生まれてから 今まで この世の常識や概念 それらのストライクゾーンに 入れば入るほど ボールになっていたという 真実 どれだけ自分は自分を 知れる…

自我の壁

そんな線 消してしまえば 何処(いずこ)にも ありはしないさ 自我の壁

自分探しの終焉

僕の縦線は何処まで続くのか 僕の横線は何処まで続くのか 探しても探しても 見つからない僕 それならいっそ、もう、自分探しなんて止めて 今に佇むしかない そこかしこに散らばる 僕の欠片 諸法無我 僕は 森羅万象の相関関係の フォログラムの中で 立ち現れ…

生体シンクロ

吐く 吐く 吐く 吐く吐く吐く 吸う 吸う 吸う 吸う吸う吸う 追いかけてゆく 僕を 追いかけている 何処にも行かない 僕を 僕の意識のままで ありのままで だけど 見失いたくない

シンクロ

噛む 噛む 噛む 噛む噛む噛む 飲む 噛む 噛む 噛む 噛む噛む噛む 飲む 食っていながら 食っていることを 忘れていたよ 忘れてしまうから 実感が無い 今 僕は何をしているのだろう 今の 動詞は何だろう 言葉と思いの アンバランスの正体 シンクロ率の低下 焦…

名詞

流れる 飛ぶ 弾け散る 指先をキーボードへ 飢え乾く動詞 名詞を探し続ける ぎらつく目的詞 奴隷化された動詞 ゴールを目指し ゴールに着いても そこは既にスタート地点 繰り返し繰り返し 限りなく直線に見える円の中で 際限なくさまよい続ける焦り私は誰 私…

盟友蘇生…

今朝 コロッケを温めている間に パソコンが蘇生した 何事も無かったかのように デスクトップの壁紙は 釈迦如来の仏像顔 恩寵を感じた おかえりなさい VALUESTAR 日常の中で感じることは 「スロー」に関する シンクロ率の増加 夜勤の仮眠で一人 スローごっこ…

盟友逝く…

2004年4月29日以来、 とうとうNECのVALUESTARが 起動しなくなってしまった 享年5歳7ヵ月 負担をかけ過ぎて御免なさい テレビレコーダー代わりに 24時間起動しっぱなしだった ネット、通販、プリント、文書作成 作曲、詩作、絵、デジカメ保存、 新聞切り抜き…

解(ほど)けさん

昨日積もった初雪が 今日の晴天で融けてゆく 静かに時は流れて 優しい日差しに 包まれてゆく 雪は積もり 雪は融ける 死んだら何も無くて楽になるなんて その思考そのものが依存心 死を幻想化しているだけ 幻想に依存しているだけ 無明 凍りしもの皆 いずれは…

マスキング

僕らはマスクされている マスクを剥がした時が 僕らの正体が分かる時 あたかも主体的に選んだかのように 誘導され操作され選択してゆく 僕らはまだ 僕らを知らない 僕らはまだ 知らないことすら知らない 何も知らない マスクをしたがる自我 剥がした時 白日…

途方

目を閉じると消える 世界の輪郭 意識だけは 変わりなく作動し続けている 自我が自我を喰らいあう 自我が自我を増幅させる 蚊のように 感情からエネルギーを吸い取り 蛭のように 執着から欲望を吸いまくる 地球の終焉が先か エゴの終焉が先か 僕は 途方にくれ…

「記号」

「バカヤロー」 「バ」ンバンやりましょうっ! 「カ」んじがいいねーっ! 「ヤ」っぱり天才ですねーっ! 「ロ」ジカルでクールですねーっ! 「ウ」れしいですねっ! 泣いても一生 笑いても一生 人生のバカヤロウ 人生のアリガトウ

{集合}

ディスプレイに表示されているもの 画素の集合に過ぎない 点滅するRGB以外の何ものでもない 人生に表示されているもの 自我の集合に過ぎない 点滅する認識以外の何ものでもない

僕はまだ何も知らない-3-

落ちてくる雨の向こうに 悲しい顔があるのかな 雨上がりの虹の向こうに 嬉しい顔があるのかな やっぱり僕は 何も知らない 僕の心の彼方に 何があるのかな

僕はまだ何も知らない-2-

僕のいる世界が とんでもないほどの 過去の世界なのかもしれない 僕のいる世界が とんでもないほどの 未来の世界なのかもしれない 僕らはまだ 何も知らない 僕はまだ 何も知らない 僕のいる世界が 何者かの夢なのかもしれない 僕のいる世界が 閉じられた水滴…

僕はまだ何も知らない

一つ一つ 時は生まれ 一つ一つ 時は過ぎて 夕暮れの空き地 遊びつかれた影 家族との夕食 いつまでも 子供ではいられない 分かっている いつまでも 大人でもいられない 僕はまだ何も知らない 分かっている あの場所にはもう 僕らの欠片もなく 思い出だけが 夕…

存在の故郷〜永遠の眼差し

一切の善も 一切の悪も 一滴たりとも漏らさずに 透徹し しかしその地平の向こうまで 魂の彼方まで射抜く 真っ直ぐな眼差しがある 如何なる闇を作っても 光に勝る闇など出来ず 絶対的悪魔などいない 絶対的天使などいない あらゆる命は旅の途中 惑星を創りし…

ベッドの川面で

夜勤明け ベッドの川面 何も したくない 微弱な 思考波形 体が総力を 挙げて 「したくない!」と 叫ぶ 分かった 休もうね 意思の矢印 肉体の船体 もう11月 パソコンもくたびれている そろそろパソコン録画も 限界の季節 外では地デジ 内ではアナログ 揺れて…

食即和

自然を頂く 食べているのは 空腹ではなく 欲望だとしたら 殺生を避けては来たものの 食という殺生のど真ん中で 欲望のまま食い散らかしてきた 僕 調和 僕はまだ その意味を知らない 食という行為が 自然との調和だった そんな世界があったこと 感謝 食を通し…

全ては 移ろうもの 全ては 去りゆくもの 全ては 消えゆくもの 個体としての生 集合意識としての生 時間のない世界の 境界のない世界の 限界のない世界の 生