2009-11-26 自我と銃口 詩 一番背後で 銃口を構えている者が ターゲットの運命を握る 一番先頭で 感情に翻弄されている者が 運命を握られるターゲット 振り向けば 次元の向うから 僕を狙っている 無数の銃口 自我という名の ターゲット それを狙いし 闇 それを守りし 光 どこまで 僕は 思考の背後へ行けるか 遠くから 己自身を見つめられるか