新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

カラータイマー

咳が続く仕事中にも 咳き込む身を立て直し 立ち作業を続けるあと一ヶ月不安はいっぱいあるけれどカラータイマーが なり続けている

風見鶏

36.8℃咳が出るたび 身体が疲れる 鼻水は無し方向を決めたら そこへ向かうコロコロと 自己都合で 変えない風見鶏は 常に風の強い方向を 向く自己都合で 首を振っているのではない的確に 忠実に 風の向きに従う自己都合で 首を振っていたら 本来の役目を 果た…

咳が出る 左顎に発疹と膿膿が出る個所も 右胸に 右大腿に 顎に と移り変わる大きく分けて 不安が2つ引っ越しと 収益片をつけるの集大成 自己規律の集大成まだまだ しこたま 不要なものが 物心両面に残っている身体は身体で 一生懸命 やってくれている意識の…

 鮭

今年も 川へ帰ってきた 彼らもしかしたら いつか見た 川底のイクラどんぐりと見るか カシの木と見るかイクラと見るか 鮭と見るかバシャバシャと 音を立てて 近寄る自分に 反応している 彼さんざんカラスに 突かれて目から赤い血を流し 虚空を見つめている 彼…

ベストチャンス

望むポイントは 必ず来ると 信じるしかしそれは 必ずしも 今ここにはないしかしそれは 待ったその先の 今ここにある待つことで 現実化する現実を歪曲フィールドに してはならない現実は堂々と 現実としてまさに ジャストタイムで いかなる障壁も乗り越えて今…

一芸

一芸を極める専門を極めるだからこそその奥に通底する 原理原則を 失敗も含めて 自分の体験の中から 皮膚感覚で 分かるそこからの 逆照射

違いから学ぶ

違いそれを掘り下げる掘り下げると広がる広がると重なる重なると共感できる共感できると単なる同じことよりもより深く お互いを理解できる地球その多様性その違い違い故の争いされど違い故の掘り下げ掘り下げ 重なり 共感 理解違いを恐れずに 違いから学び …

休むも相場

力まずに 努める健やかに 忘れる休むも相場世界はビーカーの 中だけではない息をしていること鼓動をしていること感じるゆとり集中したら その分 解放してあげよう任運自在にんにん

俯瞰

落ちながら 上がるものに上がりながら 落ちるものに気付けるか空高くから 魚を見つけ 急降下 捕獲 急上昇餌があるからと いつまでも 水の中にいれば 自らが 魚の餌食

氷と傷

氷に ひっかいた傷も水に なれば 跡形もなく消え去る

モロボシ・ダン

久しぶりに見た 夕焼けの空時々左腰が痛む 若い頃のように 全力疾走など出来ないふと 子供の頃熱心に見ていた ウルトラマンセブンを 思い出す松葉杖をついて歩く モロボシ・ダン残り一カ月自分で選んだ道を 自ら卒業する日まで

自問

もう一回 やれるとしたら それを続けたいかもう二度と したくないとしたら それを辞められるか最後に思いっきり 笑いたい事って 何か

上げ底

上げ底の 地平線から上げ底の 街並みを見晴らす上げ底の 生活から上げ底の 便利さを享受する上げ底の 労働から上げ底の 報酬を得るそのままの ありようを底の底から感じるには

照射

それは 考えるものではなく 従うものそれは 複雑なのではなく シンプルに分かるものそれは 自分の壁でも敵でもなく 気ままな風に流れる雲自己都合を 捨てなさい情報を 捨てなさいそれが拾ったものならば さらば友よと捨てなさいそしていつか そして必ずそし…

カラスなぜ鳴く

鳴かぬカラスは カラスか否か鳴かぬカラスは カラスでござるカラスなぜ鳴く カラスの勝手白いカラスは カラスか否か白いカラスは カラスでござるカラスなぜ白 カラスの勝手自然は自然 人は人ありてあるもの ありがとう

北極星

長い目で見れば 小さなノイズに 翻弄されなくなる離れれば 近づいて近づいては 離れていく波に乗ることは 出来る波を止めることは 出来ない感情を見つめることは 出来る感情を止めることは 出来ない動くものに 動かされるか されないかは 自由遠くから見つめ…

シンプル

シンプルバランス軸方向迷わなければ そこへ行ける焦れば見失う 急ぎ闇雲 自滅組見えてくるまで そぎ落とすダラダラしない 時間を決めるゆったりと

終点

ばあちゃんが亡くなり 朝から忙しいスタッフ最後まで 生き切ったスタッフも ばあちゃんもお疲れ様終点は 始点そしてその点すらも 時の呼び名流れる水に描いた 言葉

反発

反発 抵抗 拒否小波は 中波に飲まれ中波は 大波に飲まれそして 消えてゆく

非進化

明日のことなど 分からない昨日のことなど 変えられない無限に変化する現象に対し 無限に不動の自己規律で 挑む定点観察 定点実行 定点反省 定点再挑戦じっと 待ち続ける ハシビロコウじっと 生き続ける シーラカンス沈黙のポテンシャル非進化のポテンシャル

皮と実

皮は苦くても 実は甘い食べなければ 味わえない苦しみ 哀しみ 辛さ 楽しさ久しぶりの 晴天いつも 買物の荷物と一緒に 自分を運んでくれる おじさんと 先日の断水談義

送別会

外は雨 皆が集まり 自分よりも 長く勤めていた パートさんのお別れ会退職を切り出したのは 自分の方が先だったが 不思議なもので 先に辞められるのは 相手の方が先だった遡れば最後まで この部署に残っていたのは 自分一人季節はもう秋へ 肌寒くもなってきた…

待ち 待ち そして 待つ待つことで 待つ力が培われ 待つ力のポテンシャルが チャンスを活かす 原動力となる待つことは 矯めることやたらめったら 角や拳や剣を 振りかざして 振り回しても エネルギーを消耗し チャンスの時に 疲れ果てては 本末転倒ムリ ムダ …

目的

近くしか 照らさぬ灯台は 灯台とは呼べない遠くしか 置けない携帯は 携帯とは呼べない石を積むために 石を積むのか城を作るために 石を積むのか

任運自在

真っ直ぐに 進もうとしても 曲がってしまう上手く 進もうとしても 曲がってしまう勢いよく 進もうとしても 曲がってしまうならばと 曲がってみると 進まない自己都合を捨てる休む時は休み 進む時は従うまだまだ 待てない自分まだまだ 休むことに 罪悪を感じ…

仕事フィルター

仕事という フィルターを 外すと ボロボロと 捨てるものが出てくる仕事のストレスから 買い込んだモノたちも 無用の長物に

断水5日目 (通水)

朝10時過ぎ 休憩時間に家に帰り トイレで水が出ることに気づく仕事終わりに 5日ぶりの風呂に入るシンプルに 気持ちいい

断水4日目

一向に水が出ず 4日目を迎えた車も自転車も使わずに 水を背負い長距離を歩いて帰る そんな話を伝えると 職場の上司がわざわざ 大量の水タンクや飲料水を 持ってきてくれたありがたい昨日は水を背負って 歩数を数えながら帰った途中からカウントしたので 少…

断水3日目

断水3日目 自衛隊員から水を受け取る車も自転車もないので 1キロの水を背負い 1キロの道を歩く連日なので 筋肉痛の右腕断水と同時に 一滴も降らない雨雨を蓄える為 口を開いた大型のゴミ箱を 外に備える街から離れた温泉が 明日から無料開放されると 防災…

給水

断水が続き 役場で自衛隊の 給水を受ける10リットルの 水を詰めた 袋を持ちながら 1キロ以上の道を 徒歩で帰る重すぎて 休み休み歩く崩れている護岸のブロックと遊歩道閉店する外食店 使用禁止のスーパーのトイレすれ違う集団下校中の子供たち川の上で低空飛…