新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

枯れた技術の水平思考

時間軸上に何かを配置してゆく という創作作業 様々なパラメータを 任意のポイントで コントロールしてゆく コントロール それは開始、変化、停止 その3つ どこまでコントロールできるか 妄想も空想も ランダムでカオスな状態から 一つのプロジェクトを 立…

詩コンテ

そうだ 詩の言葉から 絵コンテを作ろう 想像 ↓ 詩 ↓ フレーズ ↓ 画像 そして時間軸上に 配置

昨日とは違う今日、そして明日

詩に曲をつけたあの日 曲に映像をつけたあの日 未経験の創造体験 そして又 自主制作の映像作品を ネットで見るにつけ 触発されている自分に 気づき始めている もし コンピューターが無かったら 僕は今まで曲を作って来たのだろうか? もし 転職してDTPオペレ…

銀河に落ちて

潮風に冷たい唇 不安な空見上げていたの 僕の身体を流れてく 海がキラキラ輝いてた 銀河の渦に吸い込まれ落ちてゆく 記憶の雨 夜を滑りながら君が生まれ変わるのね 流れて流れて流れて 果てに何があるの? 暗闇に眠る地球が 静かに目を覚ますの 明日を信じ抜…

完成って

一つの作品を作っていて 完成って何だろう 他に一点も変えることの無い事? 期限内に終わらせる事? 決着をつける事? どれも何か違う気がする 完成って 終わることなの? 「。」という形の 「、」 飽きること? 何だろう…

歩音

水しぶきを散らして 七色の鍵盤ロード 悲しみも苦しみも あらゆる経験と感動が このフレーズにロード どんな階段でも 音階があり 聞こえなくても 鳴り響いている 歩む音 しっかり ゆっくり たしかに

「幸せだから笑うなんてナンセンスです! 笑うから幸せになれるんです! 今辛くても!」 (by 重田みゆきさん:インプレッショントレーナー) 「若い人の特権っていうのは年いった人には無い感性がありますからね。 だが、今若くても次入って来たらあなたは…

あれから20年

美術部を去ってから 20年以上が過ぎた あの時の仲間達が 今、何をしているのか 部長だったくせに 何も知らない でも いつか出会う時 君は君たちは 何をしていたのか 何を作ってきたのか 見たい 知りたい 教えて欲しい そして 自分が何をしてきたのか 何をし…

と、思っている。

と、思っている。 と、思っている。 と、思っている。 いかなる思考も 「と、思っている。」 に過ぎない 動詞に過ぎない この観察に 名詞も形容詞も いらない

 おばん

「晩の挨拶」とかけて 「若々しさが感じられない中年の女性」ととく その心は どちらも「おばん」です

ねっころろん

夜の布団に包まって ぬっくりぬっくり ねっころろん 朝の日差しに包まれて しゅっくりしゅっくり にっころろん

思考を超えて

速さは 思考を超える為にある それを超えれば 直感が起動し 自立的になる それはまるで磁性体のように 求心力を持ち始め 時間の迷宮を 創造の殿堂へと 変えてゆく

音飛沫キラキラ

音楽にとって 自由って何だろう 作曲にとって 自由って何だろう 知識やテクニックを 覚えては捨て 覚えては捨て 覚えては捨て 起承転結を意識する事が大事と思えば それがどつぼの元凶だったり 正確に何かを合わせてみようとすれば それがマンネリの元凶だっ…

頭に「ぺ」のつく

僕は天使 頭に「ぺ」のつく! 僕は悪魔 あっ、クマ! 僕は人 ヒットエンドラーン!

消化

食べること 排泄すること それは いつも意識できる でも その中間状態こそ 一番長い活動 見えないところが 勘所

集中

滲んだ瞳 乾く喉 何処まで続く 線路の冷たさ それでも夜明けは もうすぐ来るさ 諦めないで 指先にある夢 余計な力を抜いて 本当に必要な事に 今を集中して

一番楽しいこと

概念を知るのは本だった 概念を壊すのも本だった 認識が認識を認識する 抽象度を高めることで より自由に思考できた 要らない事と知らない事 知ることで要るものが増え そして減っていった 見えない洗脳 見えてる洗脳 そこからの開放 自由 やっぱり最後は 自…

「映画に起承転結があってたまるか!」 「誰も作ったことの無いものを作ろう!」 (by 井筒和幸さん:映画監督)

青い山

虫が鳴く 4年が経つ 鳴くが虫 どこへ行く 知りたいことが一杯 積み上げられた本 多くなった 溜息 6月 溜息の向うに聳立つ 青い山

流れる川には 程遠い 角張った石ころ まだまだ 傲慢

ナゼ?

手を伸ばせば届くのに 足を抱えて俯いていた 声を出せば伝わるのに 目を伏せて息を止めた 明日がとても遠くて 昨日がとても弱くて 今日がとても怖くて ここではないどこかへ 今ではないいつかへ 白線だけを踏みながら 交差点を駆けていた 真っ直ぐに 真っ直…

今日という分母

分子じゃない 今日という日は いつだって 今日は分母 人生の欠片なんかじゃない 全てなんだ 今が

邂逅への約束

夜空に見える星が 既に存在せず 光の記憶となって ここに届いている 僕が今いる世界も 既に存在せず 光の記憶となって どこかに届いている 散り散りに分かれてしまった 自分の欠片達が たった一つの目が開かれた瞬間 消える 一切が統合された時 記憶の幻が …

無限ならどうする?

自分が 風ならどうする? 愛ならどうする?夢ならどうする? 調和ならどうする? 祈りならどうする? 地球ならどうする? 太陽ならどうする? 銀河ならどうする? 大宇宙ならどうする? 空から 何でも無限に引き出せるとしたら どうする? 圧倒的な無限なら…

忙しいったらありゃしない

無名だってなんだって やってる人には適わない やらない善より やる偽善 宇宙に善も悪も無い だから裁きようも無い それを裁いてしまうから 忙しいったらありゃしない 足跡だけが道になる

前略、食べ物の向うの何かへ

こんなにも 空が澄み渡っているのに どうして人達は 曇った顔をしているのだろう こんなにも 空は沁みるほど美しいのに どうして人達は お金の事で争うのだろう 米も小麦も 牛も鶏も 僕の胃の中へ 今日も入って行くけれど 僕は彼らに 何を返せているのだろう…

いつも今日から

日記はいつも今日から どんな過去だって 日記はいつも今日から どんな未来だって 日記はいつも今日から 今日って凄い 今日って楽しい 今日って苦しい 今日って空しい 今日って悲しい 今日って憎たらしい 今日って面倒くさい 今日って深い 今日って何気ない …

スクリーン

何も映らないスクリーン 何も響かないスピーカー ぶれている限り 何も伝わらない ぴたっと思いが 一つの焦点を結ぶ その時に スクリーンの中 動き出す スクリーンの外 動き出す あふれ出す

「羽交締めにされてでも好きなことをやれ。 逆に言うと、それ以外はするなよ」 「頭で考えたことは皆失敗した。しかし、 心でワクワクしたことは皆成功した」by 渡邉 美樹さん

レイヤー

重なると 奥行きが生まれる 無限に重ねられた 透明な層 僕らの世界が 重なる 僕そのものが 重なる 何かが重なって 立ち上るリアル