2010-06-11 邂逅への約束 詩 夜空に見える星が 既に存在せず 光の記憶となって ここに届いている 僕が今いる世界も 既に存在せず 光の記憶となって どこかに届いている 散り散りに分かれてしまった 自分の欠片達が たった一つの目が開かれた瞬間 消える 一切が統合された時 記憶の幻が 消える 消えることによって 初めて明らかになる 真実 邂逅の喜びは いつだって 開かれている それが たった一つの約束だから 全ての命の