新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

感覚漂流

目覚めの前の
漂う感覚のまま
そこにいた

目を開けたら
日常が始まる
始まれば
この感覚は
たちまち消える

なので
その場で
その感覚を味わう

全てがリラックスしている

柔らかく
優しさの中で
漂っている

この感覚を日常の中に
再現できるようにと
味わうことに任せる

しかし
最後には尿意に負け

目を開き
トイレへ向かった

感覚から思考へと
フォーカスが
シフトしてゆく