2015-04-19 感覚漂流 詩 目覚めの前の 漂う感覚のまま そこにいた目を開けたら 日常が始まる 始まれば この感覚は たちまち消えるなので その場で その感覚を味わう全てがリラックスしている柔らかく 優しさの中で 漂っているこの感覚を日常の中に 再現できるようにと 味わうことに任せるしかし 最後には尿意に負け目を開き トイレへ向かった感覚から思考へと フォーカスが シフトしてゆく