説明しても
話しても
理解されないこと
言葉では通じないこと
それらの壁の前で
僕はいつも
沈黙してしまう
それでも
僕は
創り続ける
理解されるよりも
理解することを
己の世界を
己の意思を
己の悲願を
自然を
地球人を
表現されるよりも
表現することを
笑われようが
蔑まれようが
無視されようが
どんなことがあったって
自分の世界は
自分が表現するしかない
それができるということ
それを深く深く潜れるということ
探せる
問いの花火を打ち上げて
曇天の中
僕の夏は
始まる
