異世界の情報に触れていると
日常をいつもとは違う角度で
見直すことができる
地球という惑星が
普通の星などという
漠然とした常識にもならない
意識すらしない前提を
全く違うものに
塗り替えてしまう事
平凡という名の
非凡
日常という名の
非日常
どれだけの
知らないことが
存在しているのか
どれだけの
知りたいことが
この胸に眠るのか
眠りに落ちた
魂という
器
もう
朝だよと
静かに呼ぶ声
世界を隠す
鉄と金のカーテン
認識を隠す
自我と欲のカーテン
一匹の
人として
引き千切る