新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

aozoraremon2006-08-31

 
君の下を
一人歩けば
長い指先で
私を
撫でる
 
しなやかに
風にそよぐ
君よ
 
池には
君の葉の
小舟たち
 
一回休みの

 
この双六は
いつも
スピードを
要求していた
 
自分を裁くから
人を裁き続けた
人を裁き続けたから
自分も裁かれ続けた
 
君よ
 
君のように
しなやかに
生きられたなら
どんなに
静やかな人生を
おくれただろうか
 
風を
受け入れ
裁かない
 
現象は
想念の

 
風を裁かない
 
自分を裁かない
 
王様でも
奴隷でもない
 
すべての人は
平等だから
 
すべての命は
平等だから
 
すべての存在は 
平等だから
 
光を与えるなんて
気負わなくても
 
あなたの
存在が
私の光だから
 
全ての存在が
光だから
 
君よ
 
揺らいでも
迷わない
君の手を
私の手に
私の手を
君の手に
 
光から
光へ
 
永遠に
伝え会えます様に