|
茶の間で毎日コツコツと数ページずつ読んでいた
岡本太郎の「自分の中に毒を持て」を読了する
今回、この本を読んで気づかされたのは
「人間そのものが芸術だ」
ということ。
芸術が人間らしさを失ったら
それこそ本末転倒だ
と、同時に一般化される
人間なんてものものない
あるのは生命そのものの
爆発だ
芸術屋やが作った商品
そんなものは
芸術なんかじゃない
太郎さんの本は10年に一度くらいは
読んでいる
その間、自分も社会経験を積んで
環境も変わり
心境も変わり
そしてまた
太郎さんに巡り合う
本ってものの価値は
変わらぬ意思が
そこにあるってことなのかもしれない
ネットは常に更新され続ける
本は再販され多少中身も更新されるが
手元に置いている
印刷されてしまった紙の本は
その意思を宿したまま
朽ちるまで
そこに刻印されているのだ
|