新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」読了メモ

早朝3:00

目を覚まし本を一冊読み終える

 

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」

古賀史健著

 

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(以下、引用)

P150

「文字量については頭で教えるのではなく

”眼”で数える習慣をつくろう。

以下がその条件である。

 

ワープロソフトの文字数と行数を固定して、

 1ページあたりの文字量を覚える

②行数(行番号)を表示させるか、グリッド線(罫線)を表示させる

③何行で400字になるかを頭に入れておく」

 

古賀氏の場合、

40文字×30行=ページ1200文字と文字組を固定しているらしい。

 

P202

「自分の文章に自分でツッコミを入れる

(中略)

「まず、自分の”主張”とそれを支える”理由”や”事実”を述べる。

その上で、自分の文章を客観的に読み返して、

どんな反論が出てくるか考える。

 

1.論の展開に強引なところはないか?

2.誤解を招く表現はないか?

3.結論を急ぎすぎてはいないか?

4.自分はこの”主張をいそぎすぎてはいないか?”

 

その上で、考えられる反論を素直に書いていく。」

 

P212

「取材を通じて、なにかの”答え”がわかったとしても、

それをそのまま文章に書くことはできない。

なぜなら、文章とは”答え”を示すものではなく、

その”解き方”を示すものなのだ。」

 

読者にゴール地点を見せるのが目的ではなく、

「ゴールまでの道のり」を示すことが文章の役割なのだ。」

 

以上、3か所の付箋箇所を要点だけ抜き出したが、

特に、最後の、「ゴールではなく、ゴールにまでの道のり」

が文章の役割という言葉が印象的だった。