新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

近藤麻理恵著 「人生がときめく片づけの魔法」

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

【感想】
この本は、周りのものや空間に対する愛情に満ちている。
そしてトキメキを基準とした人生の見直し棚卸しに気づかせてくれた
久しぶりに学んだ感が残る快著。
思えば、自分も読書が好きになったきっかけは、小学生の頃に読んだ
生活の知恵的な本だったなあ。
 
以下は個人メモです-------------
 
・片付けでやるべきことの二つは「モノ捨ての見極め」と「モノの定位置決定」
・「私は自分の部屋の片付けを今ではまったくしていません。なぜなら、
すでに片付いているからです。」
・「どうしてこんなに頑張っているのに片付けられないんだろう?誰か、教えて!
  …心の中で叫びました…そのとき、ふと部屋の中で「モノをもっとよく見なさい」
 という声が響いたきがしました。」
・モノを捨てるか残すかは、持っていて幸せか、心がときめくかを基準にする
・場所別ではなく、モノ別で考える
・収納から一つ残らず出して、一か所に集める
・スムーズに捨てるための基本順序(衣類→本類→書類→小物類→思い出品
・他人の片づけられていないところを指摘したくなるのは、
 自分の片づけがおろそかになっているサイン
・モノが果たしてくれた役割にきちんと向き合い、感謝して手放してあげることで、
 初めてモノとの関係に「片をつける」ことができたといえます。
・本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てるのです。
・「今までありがとう」と感謝の念を抱いて、モノを気持ちよく解放してあげてくだ
 さい。
・洋服のシワは折りたたみ回数では無くプレス時のシワの濃さで目立つので重ねな
 い。
・正しいたたみ方のポイントは一つ。出来上がりがつるんとシンプル長方形
・右肩上がりのときめき感(右肩方向へ軽いものを吊るす)
・本はタイミングが命。出会ったその瞬間が読むべき時
・書類は全捨てが基本(内容別に分けず、未処理・保存(契約書)・保存(契約書意外)の三種類)
・使用済みの通帳・給与明細はさっさと捨てる
・小物類整理順番(CD・DVD→スキンケア用品→メイク用品→アクセサリー類
 →貴重品類→機械類→生活用具?生活用品→キッチン用品・食品類→その他)
・過去がどんなに輝いていたとしても、人は「過去」を生きられない
・今、ときめきますか?
・空間は過去の自分のではなく、未来の自分のために使う
・一つでも住所不定のモノがあると、散らかる可能性が一気に高まる
・行動動線は行動によって決まるのでは無く、モノの置き場所で決まる
・積まれた下のモノがつらい
・情報の多さがザワザワ感をつくりだす。文字とか。
・私にとって収納とはモノのおうちを決める神聖な行為
・捨てられない原因は、過去への執着と未来への不安
・「今、自分にとって必要なモノ」は、今、自分が持っているモノに
 ていねいに向き合い、いらないモノを減らしていくだけでよい
・今持っているモノたちに対し、私たちの選べる道は三つ
 今向き合うか、いつか向き合うか、死ぬまで向き合わないか
・過去に対する執着と未来に対する不安に向き合うと
 今自分にとって本当に大切なモノが見えるようになります。
 すると、自分の価値観がクリアになり、その後の人生の選択に迷いが少なくなる
・迷いなく自分が選択したことに情熱を注ぐことができれば、
 より大きなことを成し遂げられるはず。
・モノを捨て続けることで、判断の責任を人にゆだねなくなる
・「ただいま」「いつも守ってくれてありがとう」とおうにち伝える
・すべてのモノは、あなたの役に立ちたいと思っています。
 モノは、捨てられて燃やされたとしても「あなたの役にたちたい」という
 エネルギーは残る。
・片づけをする本当の目的は、究極に自然な状態で生きることだ
・一生ついてまわるものは、「捨てるか残すかを判断すること」、
 そして「残すと決めたモノを大切にすること」で、今、部屋の中にある
 モノの片づけは、一度は完璧に終わらせることができるのです。