新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

刹那なコトバ

[詩] 刹那なコトバ

 

青と白の間に

無限のグラデーションがある

 

無限のグラデーションを

自然という

 

そのグラデーションから

どういうわけやら

わからないままに

抽出されているのが

自分

 

自分という意識

 

自由意志という幻想

 

「意味」や「価値」で

分断化し分節化された

存在

 

意味と無意味の間に

無限のグラデーション

 

今日もそのグラデーションから

抽出される刹那なコトバ