新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

彼岸すぎて

[詩]彼岸すぎて

 

お彼岸も過ぎ

親戚のおじさん、おばさん

お墓参りして

帰っていった

 

季節の変わり目なのか

全身に蕁麻疹のような

発心が多発し

減っては増えての

毎日

 

寒さも緩み

福寿草フキノトウ

顔を出し始めている

 

母が長年使ってきた

和服を仕立てる長板

捨てることとなり

父と二人で外へ出す