新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

寂しさが降る

aozoraremon2010-03-06

 
降る
 降る
降る
 
寂しさが降る
 
円に
角に
辺に
寂しさが伝う
 
なんて事だ
こんなにも 
遠くに来てしまった
 
寂しささえも
追いつけないほど
こんなにも
違う所へ来てしまった
 
こんなにも
寂しさが降っているのに
傘もささずに
濡れもしない
 
なんという
なんという
なんという
 
僕は何で
寂しくないんだろう
 
僕は
 
何処へ
寂しさを
置いてきてしまったのだろう
 

詩詩
詩詩詩
 
僕は
この空白を
言葉で埋めようとしている
 
毎日
毎日
毎日
 
僕らは鉄板の上で
焼かれて
  
詩のようなものを
書いている
 
僕は
でもやっぱり
今日も