[詩]いざこざ
バイト先でのいざこざ
他会社と一緒に仕事をしているが
ほぼ女性が大半を占める職場で
老いにも若きにも
攻撃的な人が複数いる
女性の上司へ
どうみても理不尽ないらだちを
攻撃的な言葉で訴え
挙句の果てにモノまでぶつけている
20台の女性職員
仕事が人より早い、出来る
というだけでのぼせ上り
周囲の自分より弱そうな相手を
攻撃的してくるその女性
つくづく
何でこんな職場に自分がいるのか
自分の選択と現状維持に
あきれてくる
多分、その女性に対してしっかりと
モノを申したのは
アルバイトの最底辺にいる
自分が最初なんだろうな
いざ自分が言われると
耳をふさぎ
ワーワー言いながら
逃げていく
どこかでつくった
トラウマを解消できないまま
20を超えてしまったのだろうか
やたら人に絡んでくる
人間嫌いの自分が
毎日、人間の醜態を見ていると
逆に、そんな演劇を
時に、干渉し
時に、鑑賞し
時に、観賞し
最後には
人生を観照するのだろうか