2008-11-18 母の涙 詩 自分の知らないところで 自分を助けてくれた人が いる 自分の気づかないところで 自分を思ってくれた人が いる 親 よりも一日早く 死にたいといった日 母は何も言わず 目を赤くして 仏間から出てきた 死ぬ事は 何も怖くはないのだが 死ぬ事で 流れる涙があるのなら 簡単に 死を語ることなんて 止めろ 私よ