○夢の内容
街を歩いていて、商店街の一角にあるバナナ屋へ立ち寄った。
粗末な台の上に、いろんな成熟状態のバナナが売られていた。
黄色い若いものから、黒く萎びたものまで。
いろんなバナナがありますねぇ。
これをください。
と、指を指すと、
「だめ」
と、店のおばさんに拒否された。
私は、なぜか、おもわず笑ってしまった。
夢は程なくして覚めた。
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●自己解釈
その、店屋のおばさんは、バナナ売りのプロフェッショナル。
かといって、大道商人のような口上などはない。
顔は普通のおばさんだけれど、扱う物に対して、
良い意味での並々ならぬこだわりを持っていらっしゃる。
「だめ」という拒否は、安易に金銭で何でも手に入れようとすることへの
アンチテーゼかもしれない。そのあからさまな、アンチテーゼを直感的に理解できたので、
自分は、クスッと笑ったのだと思う。
そして、もっと、ひとつのこでも、深く、こだわりなさいということかな。
バナナ屋のおばさんありがとう。