新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

逃げられた昨日を

追いかけても

明日が来るばかり

 

道に咲く花の名も知らずに

承認を求めて

風も吹かぬ道を

足の無い靴たちが

歩いていく

 

影だけが

うるさく何かのモノマネをしている

 

太陽になれなかった

百万の星たちが

いつの間にか

流れ星になって

消えていった

 

虹は虹からは生まれない

 

雨上がりの空

水しぶきの滝

 

水や光やいろいろな

関係性の中で生まれた

その色彩の束

その輝きの橋

その清々しさ