新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

さらば、ほうりん保育所

[詩]さらば、ほうりん保育所

 

昔、通っていた保育所

昨日で閉所式を迎えた

 

今朝の新聞で知った

 

 

1974年4月に開所してから

今回にいたるまで

959人が巣立っていった

 

閉所後は、別の保育園の

建て替え工事が終わるまで

無償貸与されるという

 

やたら子供のころの記憶が

残っているので

終了式のことを

覚えている

 

 

あの頃歌ったのは

「思い出のアルバム」

 

最後の終了式の歌は

365日の紙飛行機」という

AKBの歌

 

最近の歌のほうが、昔に比べて

歌詞が複雑に思えるが

どちらもいい心に残る歌だと思う

 

 子供のころ

その保育所には怪談好きの保母さんがいて

よく、不思議な話を絵本なしで

話してくれた

 

内容は全く覚えいないが

一つだけ覚えているのは

先生が、登山に行ったとき

雲の上に乗ったという話だ

 

子供たちもさすがに「えー!」と

耳を疑ったが

今思えば、雲海の上に

構造上いたという話を

そういう表現で話していたのかもしれない

 

ありがとう

思い出

 

ありがとう

ほうりん保育所