2019-03-14 雪上の足跡 詞 [詩]雪上の足跡 雪の上を 歩けば歩くほど 足跡が点々と残っていく そしてまた 雪が降り 足跡はその雪の下に 消えていく 車窓から眺める 道東の雪景色 獣の足跡が 点々と残っている 春になり 雪が解ければ 何が通って行ったかも 分からなくなる 雪の上で交差する 足跡 異なる時間で 重なる存在 行く足 来る足 もうすぐ 春 もうすぐ 足跡は消えていく