2014-04-20 ホワイトチョーク 詩 しゃがみこんだ 世界の真ん中で ホワイトチョークの 一本の線だけが 君と僕を分ける 全てだった 争い 罵り 正しさを主張し お互い傷ついて 無口になった だれが引いた その線を 真っ赤な太陽が 今日も東の端から登り 夕暮れとともに 西へと消えてゆく そんなループ世界の 白い線ごときに 僕は 僕は 僕は