- 作者: 諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: コミック
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今回は、ドンパチがほとんど無く、対話、訓練場面が多かった。
得体の知れない巨人が、人類が作った巨大な壁を壊して
乗り込んでくる様は、何か最近起きている津波や原発事故の
不気味さにも通じて何だか怖いなあ。
アニとかいう女性のセリフで
「なぜかこの世界では巨人に対抗する力を高めた者ほど
巨人から離れられる」
「どうしてこんな茶番になると思う?」
「それが人の本質だからでは?」
「私の父もあんたらと同じで…
何か現実離れした理想に酔いしれてばかりいた…」
「幼い私は心底下らないと思いながらも…
この無意味な技の習得を強いる父に逆らえなかった…」
「私はもうこれ以上この下らない世界で」
「兵士ごっこに興じれるほど バカになれない」
というのが印象に残った。
CO2が温暖化の原因だから原発を国策として洗脳してきた
ぼくらの「ごっこ」はそろそろ止める時ではないのかなと
このマンガを読みつつそんな事を考えていた。