独り歩く
路地裏の
アスファルト
散らつきながら
降ってくる
雪
川面には
数羽の
鴨
人には
その人でしか
見る事が出来ない
絶景があると言う
一人ひとり
異なる宿命
選択と行動により
紡がれる
運命
魂の底深くに
こだまする
経験と感動
源からの
祈り
だからこそ
その絶景は
例え
今は見えなくとも
他人が何と言おうとも
いかなる現象が起きようとも
確かに
永久に
その人を
父のように
母のように
待ち続けている