2008-12-05 無言 詩 もしも 神様風情の何者かが 神々しくも雄弁に天命を語り明かす なーんてことよりも ひょっこりと 土から出てきた名も知らぬ 新芽に立ち会ったり 地平線から じわじわと昇りくる 平凡なる太陽に 出くわしたり そんな無言の感動体験の方が 何て粋なんだろう 何て掛け替えないんだろう 何て嬉しいんだろう 何て愛おしい瞬間なんだろう そして 何て愛おしい永遠なんだろう