2019-06-06 分かっている気 詩 のんびりしていたら のんびりした時間が あっという間に過ぎてゆく のんびりした時間なのに あっという間 どこかで時間を 支配できると信じている どこかで辻褄が 合うって信じている 信じることも 信じないことも 自由意志も 非自由意志も 結局どこまでも 信用しきれない というしきれなさを 信じているとも 言える と断定しても どこまでが自由意志なのか 分からないまま 分かっている気になっている