もう会えない
従兄弟の兄さん
まだ合わない
従兄弟の赤ちゃん
おじさん
おばさん
逝く人
来る人
一人暮らしで
身近に誰とも
付き合わないでいると
全ては
ニュースのように
通り過ぎてゆく
幻
クリスマスも
正月も
個人的な
イベントですらない
楽しもうと思えば
いくらでも楽しめる
どっちでもよい気分
寂しいかといえば
そんなこともなく
自由に一人で暮らしたい
という
究極の夢が叶っている現実に
感謝しかない
過去も
未来も
どうにでも解釈可能
悟っているわけでも
諦めているわけでも
誰かに承認されたいわけでもなく
自分を楽しんでいたい
それだけ
ほぼ一年間
絵は描き続けることができたし
それが落書きだろうが作品だろうが
どうでもよくて
描き続けている自分を
ただただ楽しんでいたい
詩を書ける幸せ
絵を描ける幸せ
写真を撮れる幸せ
美味しいものを食べられる幸せ
他にも
それならではの幸せ
思えば幸せだらけの
一年だった
曲作りはご無沙汰だったけれど
今は休んでいるだけ
外がいかなろうとも
外がいかあろうとも
幸せを決めるのは
私自身
自分自身
己自身
僕自身
全ては解釈
意味などない幻に
意味をつけているだけ
今年が終わる
という幻すら
愛せる自分を
自分という幻すら
愛せる自分を
楽しんでいる
