2014-06-21 無限砂時計 詩 時計台街をゆく人々鉄骨のビル群自分と信じている何かそれら一切が ガラスの中巨大な時計だったとしても 正確な電波時計だったとしても それすらも砂となり 音もなく 落ちてゆくやがて あんなにリアルだった 世界は 空っぽになって全く違う世界が 次のガラスの中にその繰り返しそして そのことに 気づかないまま何事もなかったかのように 前からあったかのように街は今日も…