2014-06-20 車窓 詩 記憶という駅から 記憶という駅への 旅流れる車窓風景のように 見える何か自分以外の 全てが変わっていくようで何も変わらない 無という 窓何も変わらない 何も起こらない何も来ない 何も去らない積み上げられた 無限の連続写真現象を 現像し 幻想を 現実に感じているだけの 何かどんなに リアルに見えていても 触れていても消えてゆくのは 私ではなく 世界