イラッとなったとき
赤いスカートで
おかっぱの
小学生くらいの背丈の
ひろみちゃんが
じっと私を見ている
それでもまだ
イラッとなったとき
新しいサブ自我キャラクターの
猫っちが
じっと私を見ている
ひろみちゃんも
猫っちも (=‘x‘=)
つぶらな瞳で
責めもせず
声も出さず
ただただ
私をじっと
見つめている
わかったわかったよ〜
って
降参する
私
猫と小さい子には
勝てない
自分を発見する
そんな目で
私を見ないでくれ〜
と
一人で
笑っているうちに
イライラが
何処かへ消えてしまった
ひろみちゃんも
猫っちも
いつのまにか
そこにはもう
いない…