新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

小屋

aozoraremon2010-12-28

 
爺ちゃんも
父ちゃんも
自分の小屋を持っていた
そこにはいつも
大工道具があった
 
そこで薪割りをして
風呂の湯を沸かした
 
実家に帰れば
まだそれはある
 
僕の小屋は無いけれど
もしかしたら
このパソコンが
その小屋なのかもしれない
 
ここには形の無い
いろんな道具が詰まっている
 
誰にも役に立たなくても
僕は僕を見つめながら
ここで何かを作ってゆける
 
この小屋で
何を作るか
 
何を込めるか