2010-01-20 僕がまだ 詩 僕がまだ その世界に接続していた頃 生体のハードウェアには 寿命という制限があった その世界では 金という交換メディアで 命すらも受け渡していた 僕がまだ その世界に投影されていた頃 君が僕であることを知らずに 毎日を ゴミのように 捨て散らかしていた 僕がまだ その世界にインストールされていた頃 食べなければ 死んでしまうと狂信していた