新・青空レモン ~詩平線の彼方へ~

詩を書き綴ります(旧はてなダイアリー終了にて再始動)

aozoraremon2009-02-25

 
僕は
線から
逃げていた
のかもしれない
 
線にも
こんなに
美しいものが
あるということ
 
見てはいたけれど
見えてはいなかったのかも
しれない
 
内と外を
隔てるものを
仮に
縁と呼ぶならば
 
縁の表現の一つが

ともいえる
 
でも
 
線は
内と外を分けるだけの
ものではない
 
全体を
一つに繋ぐ
一つに纏める
働きをする
 
あまりに細い線
あまりに短い線
あまりに太い線
あまりに長い線
 
それを
線とすら認識できなくて
宇宙に出て初めて気づく

 
いろんな
線がある
 
いろんな
線が描ける
 
いろんな
線が 
僕達を待っている